03. 小ひび天秤

枘先の形が極めて細く(0,9mm)、 連続したひびが入ったような繊細な組み手。

基本形の天秤に比べ、シャープな三角錐形の連続形が美しいディテールとなります。非常に細かい作業で、胴突き鋸引き込み、鎬鑿による刻み加工仕上げに神経を集中しなければなりません。(先端「小ひび」は0,9mmです。)

この「小ひび」にたいして、天秤のような幅は、「大ひび)と呼びます。(4.5mm(一分五厘以上)