「日本木工院」「木」と教育「木」と遊び「木」の文化「木と玩具」サミットワーク伝統文化工芸木と人間の関わり木工

Spiel-Naef 「Naef-Bau Art.526 」 木のおもちゃの世界を変えた初めのジョイント積木創作デザイン |「Bauklötze mit Schwalbenschwanznuten」Swallow’s tail transformed into the creative playthings and jointing structures. Swiss Design 1962 |「契り・蟻掛け」基本形の応用から斬新な技法へ 木のジョイントシステム – 41

阿部蔵之  2025年1月11日(土)

大工・家具本職が使う木工ジョイント「蟻」「契り」を積木おもちゃに応用した斬新なアイデアが、玩具の世界に全く新しいデザインを導き、考案・創作を誘発した半世紀_Spiel Naef木の玩具デザインはコモンセンス・時代をこえて […]

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「日本木工院」「木」と建築「木」と政治「木」の文化ジョイントシステムフレーミング修複・保存木工

絶対にやってはいけない継手の欠き込み、穴あけボルトぶち込み・締め上げ柱割れ_ボルト・ナット鉄錆び腐れ70年|Never drilling and bolt nut fasenning of TSUGITE JOINTS impaired durability and strength, iron rust and screw thread rot away in 70years.|木のジョイントシステム -40.  継手論考- 1・ 続

阿部蔵之  2024年10月19日(土)

前稿に続きます。 松本城天守柱組継手に入れたボルト・ナットは、ヘッド・軸・座金サイズもバラバラで市内で拾ってきたような傷んだものを使い、ひどいもんです。 不揃いボルト締めは、不適当に大工にお任せだった? 工事報告・検査記 […]

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「日本木工院」「木」と建築「木」の文化伝統文化修複・保存木工

絶対にやってはいけない継手の欠き込み、穴あけボルトぶち込み・締め上げ柱割れ_世界にも稀な現存戦闘型の木造 430年、松本城天守柱組継手が損壊する前に|Never drilling and bolt nut fasenning of TSUGITE JOINTS impaired durability and strength, wooden pillar structure’s destruction in progress appeared the many cracks of Matsumoto Castle.|無残な修復による構造破壊 木のジョイントシステム-40. 継手論考-1.

阿部蔵之  2024年10月5日(土)

柱組み構造は、ジョイント部分に最も負荷がかかり、耐えられなくなると継手から破断し、木造建築が倒壊します。修復再建造営後に国宝になり、丸見えの柱軸組は、あちこちで割れが目立つ様になりました。 この天守下・角柱継ぎ頭貫カシラ […]

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「日本木工院」「木」とともに生きる「木」と建築「木」と祭りサミットワーク伝統文化木と人間の関わり木の総合学木工

『木工文化のはじまり~先史時代の木工文化~』埋もれし残欠も耀いてみえる古代基層技術_「木」と考古・考現学|The beginning of premitive and cultivated woodworks summit in early aged Japan. 木の大学講座 講義記録 第9期 1994 「日本木工院道標−2」

阿部蔵之  2024年9月19日(木)

「木工文化のはじまり」_木の大学講座  9期 1994  講義受講記録は、自然の暮らし方や原始・古代のモノ造りが教える再生循環する技術の在り方も感じ取り、野生の輝きや自然素材のもつ本質を学ぶ時間でした。 講座テーマ: 生 […]

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「日本木工院」「木」と政治「木」と産業「木」と芸術「木」の高等専門校ハンドツールコネクション修複・保存工芸木の総合学木工

「棒鉋」マスターピースの独特な逆刃抜き「頭を叩かず肩打ち」Tapping the shoulders alternately AZUMA Spoke shaves to unseat the minimized blade. ハンドツールジャパン -70 続 「日本木工院」新カテゴリー創設への道標

阿部蔵之  2024年7月16日(火)

前稿の東 敦史作「棒鉋」八分・六分は、台頭を叩けないので台逆打ち_意外な刃の抜き方・ポイントを解説します。完成度が高く巧緻・先駆的でした。 「綺麗な形ですね。やはり道具はこうでないと、という見本のような鉋です。」BWT […]

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「日本木工院」「木」と産業工具・刃物木工

完成された締めハタガネの師事相伝-2 |The handed down SHIMEHATAGANE for exclusive clumping, master-discipled hi-rigid structures. | 板矧ぎ基本構造を踏襲した長年の使用に耐える頑丈な造り ハンドツールジャパン – 62

阿部蔵之  2023年10月20日(金)

もう一つの板矧ぎ締めハタ_圧締強度を高くする細部を工夫して堅木無垢材接着専用に誂え。民芸家具制作の強力な設備でした。 東京四谷 松本桐箪笥が広めた「軽量材板矧ぎハタガネ」を堅木無垢材用に改良したもの。 余長を考え、長尺に […]

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「日本木工院」「木」と建築「木」の道具・工具デザインの目ハンドツールコネクション工具・刃物工芸木工森林飛翔体あらみたま

墨壷・朱壺・白糸_数寄屋大工の才覚カンバセ_卓越技能の証し・誇り|SUMITSUBO line marker were Identified the possession of SUKIYA carpenter’s skiil and carved the authentic and auspicious signs, working in awe of the soul of tree.|プロのたしなみ、千年の洗練_ハンドツールジャパン -57

阿部蔵之  2023年7月5日(水)

格調高く洗練された正統の彫りは、秀逸な技倆の証し_素晴らしい仕事振りと別格の道具を見ると現場監督は一歩さがり、職人衆・施主一同に感動しました。道具を見れば、職人の腕、経験・資質が即座に判るのです。 卓越数寄屋大工_川崎寅 […]

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「日本木工院」「木」の道具・工具ハンドツールコネクション工具・刃物木工産業イノベーション

日本台鉋の変異がおきる「グリップ付き長台」寄せ蟻装着| An evolution of the NAGADAI griped plane on skillfull use to reduce fatigue in no machinery woodworking. 木のジョイントシステム-38 ハンドツールジャパン -54  

阿部蔵之  2023年5月13日(土)

古来、木材を削る刃物と手工具が進化してきてきました。削り反復作業から使い易く工夫され、職人の手からイノーベイションが生まれます。「鉋」は木工のシンボルですが、 本来、プロの道具は買うのではなく自前・自作が基本です。 日本 […]

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「日本木工院」「木」の道具・工具ハンドツールコネクション工具・刃物木工

刃物は斜めにすると切れ味が上がる / 良く長く切れる筋違い鉋刃斜め刃つかい|実際の実削角度と台鉋の動き_木口台・留台・合掌・摺台_朴研ぎ| SUJIKAI Diagonal blade works sharp and long life-planing|國政流の相伝-12  ハンドツールジャパン -43   

阿部蔵之  2021年4月30日(金)

台鉋刃角度は、外見では識別出来ない微細な違いですが、板目・柾目、木口面では木理・材質はいろいろ。複雑で実際の切削力に影響します。刃角度は、広葉樹堅木類と針葉樹や桐・沢胡桃の軟材に対して切削性能に大きな違いがあります。 普 […]

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「日本木工院」「木」の道具・工具ハンドツールコネクション工具・刃物木工

際鉋は鋭く「直ぐ削り」_便利な新型に直ぐとびつく職人気質が道具を進化させる。|NEOPHILIAN makes difference and excellent tools are gifted an unique looks. |優れた手道具には、独特の表情が漂う_台鉋の尖鋭 Cutting edge|ヒナ際・豆際・定規付き_造り替え続々 ハンドツールジャパン – 42

阿部蔵之  2021年4月5日(月)

日本台鉋鍛造刃の研ぎ・切り削りを究め、敗戦前後には最高度の発展を遂げていた鋸・鑿・鉋・斧鉞。千年かけて到達し、世紀末その頂点にあった正調の技とともに木の国・木の文化の一端を次世代腕利きに託します。 「ヒナ際_豆際」 箱の […]

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「日本木工院」「木」とともに生きる「木」と健康「木」と医療「木」と環境「木」と産業「木」の歳時記メディカルウッド伝統文化体の自然を取り戻そう修複・保存工芸日本の自然色木と人間の関わり木の内科木工林業・森林の仕事生命構造と機能薬用樹木

北安曇地方の漆掻き・塗り 現場ノート2005 – 2006 |枯れ死・根生え再生/鬼無里村_竹林内滅菌抗菌樹体の併立ち_人里近く/小川村薬師沢| Urushi Extracting & Lacquering Note in North Azumi 2005 – 2006 |自然のオーガニック樹液の殺虫殺菌_滅菌抗菌力_その抗体潜性を明らかに|木と人間の関わり_ウルシ皮膚科_木の内科 – 79 

阿部蔵之  2021年2月27日(土)

地表で長く生きた樹木は、強さや免疫力を持っています。蟲やバイ菌が寄り付かないように、匂いや治癒物質を分泌し微細放散。損傷ダメージを受けると即座に樹体防衛_治癒反応を起こします。  約一万年前から、日本及びアジア各地では、 […]

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「好感度自然素材」「日本木工院」「木」と食「木」の文化「木」の道具・工具「木の力」恩恵伝統文化工芸日本の自然色木工

60年余り蔵にストックされて富貴化した 本漆布目溜塗り「夲トウ膳」|正調の手仕事_漆工「用の美」お披露目|一万年続く 塗り・接着_滅菌殺虫オーガニック衛生・メデイカル素材を次世代へ ハンドツールジャパン-39

阿部蔵之  2021年2月19日(金)

最上質の溜め漆塗り_この色艶は、時間が経ち自然素材そのものが透明度を増していきます。光りのあたり具合で照り、落ち着いた色調_表情が異なるノーブルな琥珀色に変わる。あらたまった會席もてなしの響膳_器や料理を引き立てます。「 […]

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「日本木工院」「木」の道具・工具ハンドツールコネクション工具・刃物木工

見たことがない専門職用「刃口先むき出し突き鉋」押し削り・逆使い_「蟻削り」「切り止め」「角面面枠」|プロの別誂専用道具は見せたくない_秘かに使う極めつき|日本台鉋スペシャル ハンドツールジャパン-38

阿部蔵之  2021年1月31日(日)

完成度を高める職人気質が新しい道具を生みだします。専門性を高めるプロ意識の行き着く所、仕事を究める道具につぎ込み、アレコレ考案して面白くなる運命。ハイレベル品を所持すると仕上がりは上々、仕事が捗り、自信がつき堪能しますが […]

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「日本木工院」「木」の道具・工具ジョイントシステムハンドツールコネクション伝統文化工具・刃物木工産業イノベーション

発明家的指物師伊藤吉之助の第九・第十の道具抽斗から -2   測量用アリダード Aridade 国産モデル精密木工ワーク 鉋刃型フリー割台セパレーツ構造|目盛り定規スライドメカ|面取り剣先溝突き際脇底取り|より専門性を極め、拡張される鉋切削機構

阿部蔵之  2019年3月31日(日)

明治期から測量に使われた平板・三脚、アリダート、磁針箱は木製でした。初期のアリダードボデイ、及び、磁針箱は、緻密で収縮のない優良なツゲ材、追柾・柾目取りでした。ボディの切削・溝突き、成形、定規目盛り付けを行い、測量機具メ […]

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「日本木工院」「木」の道具・工具工具・刃物木工

「 かんな通り」「長台鉋・摺台」「木矩」プロのあて板考 國政流の相伝-10

阿部蔵之  2017年2月1日(水)

「あて板」を観れば、スキルやキャリアが判かる。「あて板」周りは職人の工房ミクロコスモス。  墨付け、鋸、鉋、鑿、接着、彫刻、研磨、細工・組立て仕上げまで、全ての作業を繰り広げるマルチ機能を果たす切り削り台ワークトップ。定 […]

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「日本木工院」「木」と産業「木」の文化伝統文化工芸木工

「伝統之テキ工芸品の研究」京指物・加茂春日部桐箪笥 伝統木工芸現職がまとめたマスター版 技能書の原著実録  工芸美術の評価認定は、ガバメントの仕事ではないというギルド市民社会とのコモンセンスの違い 申請前校閲 1975 

阿部蔵之  2017年1月4日(水)

「アートクラフツは、ガバメントに認定・オーソライズされるものではない。」大臣官僚は、造形物を賞揚し支援することはできるが、「作品の評価や技能の認定は、ガバメントの仕事ではない」とする英国のコモンセンスは今も生きています。 […]

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「日本木工院」「木」の道具・工具ジョイントシステム木工

國政流相伝−5. 合わせ下端定規 表に見せないジョイント機巧「送り蟻 – 続」+雇い蟻駒 木工ジョイントの研究-24.

阿部蔵之  2016年1月18日(月)

表に出ない「送り蟻」は、化粧と変形を抑え締め付ける機能を一体化させたシンプルな外せるインターロックジョイント機構 定規は安易に買う物ではなく、身近の寝かせた良質な材料で狂わない、使い勝手のよいものを自作するのが木工プロの […]

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「日本木工院」「木」の道具・工具ジョイントシステム木工

「送り蟻」と「呼子」「木口台・留め台・合掌台の組み削り台」國政流の相伝-4. 木工ジョイント -23. 

阿部蔵之  2016年1月11日(月)

表に見せない、蟻型締め付けインターロックジョイントとして細工物に使われてきた匠の伝承技法。目立たず、見えない隠れた所にも技を駆使するクラフツマンシップは、江戸期上方からの「下り物」。日本独自の精密木工技法は、時空を超えて […]

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