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際鉋は鋭く「直ぐ削り」_便利な新型に直ぐとびつく職人気質が道具を進化させる。|NEOPHILIAN makes difference and excellent tools are gifted an unique looks. |優れた手道具には、独特の表情が漂う_台鉋の尖鋭 Cutting edge|ヒナ際・豆際・定規付き_造り替え続々 ハンドツールジャパン – 42
日本台鉋鍛造刃の研ぎ・切り削りを究め、敗戦前後には最高度の発展を遂げていた鋸・鑿・鉋・斧鉞。千年かけて到達し、世紀末その頂点にあった正調の技とともに木の国・木の文化の一端を次世代腕利きに託します。
「ヒナ際_豆際」
箱の内隅_際削り 短く薄い指物・家具、精密木工 用コンパクト台
⑧ヒナ際 一寸二分(短・薄台)左右合わせ
鍛造刃:田中正一郎作 磨き仕上げ 7分 5厘勾配 一寸二分 刃先幅36mm / 一枚刃 刃先角24° 白樫追柾台
■寸法 左:長さ76mm x 幅50mm x 高さ17mm 右:縦77mm x 幅50mm x 高さ17mm 筋違い:10° /拈り10°
台付つき重量:左147g 右149g G 重心・左刃口から上15mm 右・刃口から15mm 1970年代別註品 山川金物店販売 1.2p
⑨ヒナ際 八分(短・薄台コンパクト台)左右合わせ
鍛造刃:田中正一郎作 磨き仕上げ 7分 5厘勾配 刃先幅27mm / 一枚刃 刃先角25° 白樫追柾
■寸法 左:長さ77mm x 幅37mm x 高さ17mm 筋違い16° 拈り10° 右:縦76mm x 幅37mm x 高さ17mm 筋違い:16 °/ 拈り10°
台付つき重量:左g 右71g G 重心:左・刃口から上 13mm 右:刃口から上 15mm 1970年代別註品 山川金物店販売 1.1p
⑩豆際七分(短・薄台)左右合わせ
鍛造刃:田中正一郎作 磨き仕上げ 7分 5厘勾配 刃先幅22mm /一枚刃 刃先角28° 白樫追柾
■寸法 左: 長さ77mm x 幅37mm x 高さ17mm 筋違い12° 拈り15° 右:縦76mm x 幅37mm x 高さ17mm 筋違い:12 ° /拈り15° 台付つき重量:左66g 右66g G 重心:左・刃口から上14mm 右・刃口から上 14mm 1970年代別註品 山川金物店販売 1.0p
⑪豆際六分 (短・薄台)左右別製
左 鍛造刃:田中正一郎作 磨き仕上げ 7分5厘勾配 一枚刃 / 刃先幅 20mm 刃先角28° 1970年代別註品 山川金物店販売
右 鍛造刃:銘「守貞」横山 勉 台入れ:青山駿一 白樫追柾 8分 勾配 一枚刃 / 刃先幅19mm 刃先角25° 1994年特注制作
■寸法 左:長さ77.5mm x 幅31mm x 高さ17mm 筋違い 約20° 拈り20° 右:長さ77mm x 幅31mm x 高さ17mm 筋違い約20° /拈り20°
台付つき重量:左67g 右71g G 重心:左・刃口から上13mm 右・刃口から上15mm 1.0p
⑫豆際作里 六分 左右合わせ 1枚刃
銘:「青山」鍛造 横山 勉作 9.5分勾配(約55°)長刃・刃先幅18mm ・刃先角30°
台入れ・本刃研ぎ:青山カンナ店青山駿一 白樫台:左_板目柾使い 右:追柾 1994年特注制作
■寸法:左: 長さ122mm x 幅334mm x 高さ28.5mm 右:長さ122mm x 幅34mm x 高さ28.5mm
台付つき重量:左128g 右132g G 重心:左・刃口から6mm 右・刃口から6mm 0.7p
⑯蟻作里 20mm 左 1枚刃
最も鋭い刃口の蟻削り斜め台 / 蟻勾配際作里鉋
上端からの刃抜き溝切り欠き
銘:「青山」鍛造 横山 勉作 矩勾配(45°) 長刃117mm_刃先幅22mm / 刃先角25°
台入れ・本刃研ぎ:青山カンナ店青山駿一 白樫台追柾使い 1993年特注制作
■寸法:長さ199mm x 幅337mm x 高さ40mm 台付つき重量:273g G 重心:刃口 1.2p
⑭ヒメ際定規付き「左」2枚刃・八分
銘「青山」横山 勉作 八分勾配 筋違い斜め刃口23° 刃先幅23mm ・刃先角25°
■寸法:左:長さ152mm x 幅40mm x 高さ31mm 台付つき重量:337g G 重心:左・刃口から中央3mm
定規:白樫底当て 長さ152mm x 幅38mm x 厚さ11mm 蝶ネジM4.5 -50 二本締め
台入れ・本刃研ぎ:青山カンナ店青山駿一 台尻青山刻印_白樫台板目柾使い 1994年別注制作 2.2p
専用型
⑮際名栗キワナグリ 一寸二分 左 2枚刃
銘「悦英」 9.5分勾配(約55°)長刃・刃先幅18mm 刃先角30° 筋違い20°/拈り10° 白樫柾目
■寸法:左:長さ230mm x 幅53mm x 高さ32mm 刃 :128g 共裏45g 台付つき重量:485g G 重心:左・刃口上1mm 1960年代 山川金物店販売 1.2p
「名栗」とは殴るように手斧跡をつけるのでこの名称があります。「ナグリハツリ」仕上げの化粧柱が流行したころの既製です。
以上、標準汎用と個性的なものを掲載しました。
随分揃いましたが、完成度が高い手工具には独特の顔つきや表情が備わります。長い時間を経て到達した形_ おや-ロマンチックでユーモラス。
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日本台鉋の系統図
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