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コモンセンスでは理解出来ない白樫材の不思議な挙動「板目取りが柾、柾目が板目性質」進化した不倒構造樹体・生存適応インテリジェントソリッド Insight 木の内科-29
日本個有の生活道具、工芸手仕事、産業文化を支えてきた優れたスパーウッドマテリアル。伐採され尽くして気がつけば、商材知識で固まり、学説は物性・外観留まり。見事な素性や魅力的な生物素材の属性は、よくわからないまま。樹体内の経時変化を注視し、樫材の本質を究明板します。
一般の広葉樹材の物性・材料学的知見とはかなり異質で、樹体生命力が強靱な生物素材を実学的にクローズアップ。既存の学説教科とは反対に、樹皮内皮から水平斜方に入る向芯逆放射組織髄線により、折れない、倒れない、崩れない柔軟で強固なソリッド構造体を形成。高度に進化している自然再生循環素材として、伐採後の細胞レベルの変化をとらえ、新しい知見ともに実削からブナ科白樫の木識を拡げます。
A . 白樫50yrs.の製材カット MT
岐阜三河周辺地産出原木 末口 40cm x 元口 50cm x 4mL / 樹齢 50yrs. (松本市岡谷工材にて製材 960302 ABE )
生長が早く年輪幅が広く緻密なネバリ・モチ質の壮齢木優良材 肥大成長歪みや負荷により樹体バランスが崩れ、芯割れが起きるとタンニン色素を内分泌し、抗菌バリアを造りだす。芯央組織変化が周縁変色を起こすと次第に経年劣化。樹齢が若いと芯央部の色素集積・変色は起きません。
原木データ:白樫(モチ) 曲がり大径木 ¥140,000- 製材50mm 基本 2寸-1.5寸- 芯部3寸 厚板挽き 960302 – 970625ABE 板幅半割耳落としトリミング 割れ止めMT・桟木積み天乾 収縮反り木口カット
白樫は「板目取りが柾、柾目取りが板目材」となる。
樫目は内皮から芯央へ向かう逆放射向芯細胞
一般の広葉樹材とは異なる個有の性格をもつ木理は、この年輪を貫通し水平・斜方に入り込む細胞がラジアルに均質に造られ拡がります。縦木繊維に対して横水平軸方向の交差筋的機能を発揮する合理的で重要な樹体構造強度と材質を大きく支配。樫木が折れない倒れにくい基本的な構造原理は見えにくい。外側から刺し子のように年輪と交差して入る樫目髄線がネバリ構造を強化しつつ生長肥大しています。
白樫材質の特長
①適度の堅さと重さがある
②密度比重が高い代表的重量級国産材
③曲げ・剪断応力が非常に高い
④秋冬材部がはっきり年輪に出ないので板目模様が薄い
⑤辺材部がほぼ均質で木目が整い安定している(最適な物性)
⑥入り節、カナ筋、入皮・入節、菌腐蝕、アテなど欠点が少ない
⑦ネバリ靱性に富む
⑧刃物あたりが良い(切削性)
⑨大型装置から器具材、楔・握り柄など小さなものまで無駄なく利用できる
⑩木肌がほど良い表面粗さがあり手で掴みやすい(ホールド性・好触感)
⑪適度の弾性反発力・衝撃振動吸収性がある
⑫打撃や長期応力により塑性変形し復元性がある
⑬長い時間握っても作業疲労・負担が軽い
⑭手の湿り気や油分がしみて馴染む
⑮刃物金属を咥え締める(一体化機能)
⑯衝撃・振動を吸収する
⑰摩耗・汚れ・水中浸漬に耐える
⑱耐候性があり劣化が緩やかに進む
⑲接着性良好
⑳ソフトな手触りで強度耐久性が高い
㉑打撃音は心地良く音響性能が上質
㉒安全無害で無臭・清潔・汚染がない
㉓安定した腐りにくい素材 耐菌・対薬品性
㉔乾燥処理後 黴菌類は寄りつきにくい
㉕木喰い虫は水分が抜けてくると中に入る
㉖衛生的で食品加工に影響を及ばさない 食べても安全
㉗生物素材で手掌・肌に親和性がある
㉘美しく優しい木肌で視触感に優れる
㉙素地のままでも綺麗な仕上げ面
㉚身近にあった代表的な常緑広葉樹
㉛肥大生長が比較的早く太くなる
㉜手頃な価格で使いやすい(現在は枯渇)
㉝用途が極めて広い国産有用樹種の代表的存在(資源性)
㉞年輪貫通向芯逆放射髄線による横捩れ応力が補強され折れにくい。
㉟炭・薪は火力が高い。
㊱木灰は、染色・陶芸材料に使われる。
樫目髄線部は、樹幹細胞組織の大部分を構成しており、著しい木理の特徴となっています。他にも、枝下に入り節は少ないなど、欠点が際立って目立たないので材積が有効に使える樹種です。細材小片も楔などに。樫材はネジ保持力は極めて高い。
不思議なことに、建築・家具・楽器・船舶機材から諸道具刃物の装着、木刀棍棒武具まで、最高の産業マテリアルですが、スポーツ用具には、ほとんど使われていない。安全無害・無刺激・無影響、再生循環、溶剤液に腐蝕されず耐菌性クリーンエコマテリアルとしても注目したい。
牡丹(高樹齢擬芯)
白樫は赤身芯材部を形成しないで均一でプレーンな年輪ですが、高樹齢になり太くなると、芯部にクラックや水分・菌類が侵入すると抗体反応でタンニン成分の重層花ビラ模様が拡がるようになります。通称「牡丹」
色素成分が拡がると材の粘りは低減し、抗体色素の集積、防衛分泌機能を増強する働きのようです。芯柱的ではなく、空洞粗質裂け目で内圧歪みや応力緩衝部となる。
樹木も年をとると、それなりの内部変化で色素も増えシミ模様化。若木では、牡丹は出ません。白樫は、芯材(赤身)がでない樹体ですので、「擬芯」とよぶ専問書もありますが、年輪と関係なく出現。牡丹は芯材部に褐色の分離層をもたらします。芯部割れや高樹齢によるタンニンの花弁模様「牡丹」が入るようになると、材質は油気かなくなり、芯央部は色素を集積して芯材色がはっきり分離し、ネバリも不足。芯央劣化が立ち木樹体を維持する状態へ移行するように適応していると解釈しています。芯部が割れネバリが減るのは、内部応力を緩衝したり、逆心柱的機能を果たしていると観ます。
白樫材の基本性格
春夏生長と秋冬組織層のコントラストがおぼろげで、はっきり材面に年輪模様が出ないので、均質なマテリアルになる。成形素材として材料の偏りがあまりなく、製品にはっきり木理が出ないマッシブな優良材です。
芯を腹割りしておくと締まり、鉋刃を咥え締め付ける性質が読み取れる。
柾目に見える板目矧ぎ
白樫50mmT 厚板無垢材 作業台四枚矧ぎの端部がジワジワ垂れてきました。15mm下がり、鉛筆コロリン。
天板を脚を接ぎ目からずらして設置したので、2年ほどで矧ぎ目が割れずに五分下がり。この白樫はモチモチで粘り、木心木味がおっとり、素性よく格別上品な材質でした。天板ワークトップに使って樫のテクスチャーや使用感、性質を15年程観察しています。緻密ですがソフトな感触、体にしっとり馴染み、作業性が秀逸です。樹幹は、芯央部辺材まで年輪密度が偏らず無目、少し曲がり。原木は、岐阜木材市場で購入、25年前に製材。室内乾燥が進み、反り変形は少しあり、支障はなく、板矧ぎ目を切り削り直すこともできますがこのまま。脚受け位置をずらしはぎ目を載せると、5ヶ月で5mm戻りました。フリーにしておくと動き塑性変形。ネバリが強大、疲れにくく使用感がとても快適なワークトップ。
「板目が柾目、柾目が板目」の性質は髄線にあり。
二寸厚板製材し追柾で木取りしましたが、この木は柾目取りに見えても、実際は板目の性質です。樫目髄線は樹皮内皮から出て木表側から入ります。年輪貫通、逆放射向芯細胞。
年輪を貫通する髄線と樫目の現れ方 髄線が分離層のため板目取りは「柾」の性質 年輪層は整列しないでゆらぎ、木繊維組織に絡み交差しながら、ゆるい多重楔作用を果たす。絞りパターンは、割裂・剥離しにくい。肥大しながら耐久性を身に纏う。年輪芯央部で割り台に近い木取り。
樫材は、いわゆる樫目・髄線逆放射細胞組織が太く緻密に増殖肥大していきます。樹皮内皮から逆ラジアルに芯央に向うので、一般の「板目が柾目、柾目が板目」の性質となります。カンナ台打ち職の「常識」ですが、広葉樹材料では例外的ブナ科。樹皮内皮から芯央へ入る樫目は列状に生長し、一定間隔で細目が続点在。学説では、芯から樹皮へ次第に生長、ラジアルに広がつているように見えるので髄線放射組織とされてきましたが、実際は内皮から芯央へ集まる向芯水平細胞・逆放射組織です。木口割れはこの髄線から裂けます。年輪が際立たず堅くならないので全体が可撓性を帯びているソリッド。
収縮締まり:髄線が木口割れ止め剤塗布を吐き出し
MT マテリアルトリートメント 木口・四面 柿渋塗布、割れ止め剤2回塗り 970615
製材後、厚板角材に黴び止め柿渋、割れ止め剤塗布して桟木天乾しておくと、髄線からしみ込んだ塗料を外に排出しひだのようになります。木口・コバに柿渋塗布2回、黴び防止効果を確認。
ブロック材 腹割り鋸目締め収縮
腹割り:芯割れ・牡丹劣化・入り節等、欠点が潜む芯央部をさけ、肥大生長が安定した辺材部を多くするため背割りをしない。鉋台などの厚板には、「木目の整った木表」を重視するので乾燥を早めるため腹割り。芯央部より樹皮近くが目が詰まっていて、材質も良好な傾向です。構造柱に使う場合は芯持ち背割りですが、辺材を活かす場合は腹割りとします。
木裏辺材-木表-木端 四方締まりのラジアルグレインの特異性
芯側腹割り画像で明らかなように、芯央部よりも辺材部が痩せ、側面と木表も収差が起きる材質は他に類例をみません。自然乾燥で締まるこの異方性は、樫目髄線・内皮から年輪を貫通して芯央へ入り込む向芯逆放射向芯細胞壁に沿って収縮変形、刃物を入れると周囲から締めつける形になります。
髄線は非常に多く差し込まれ、連続しつつ短く飛び、且つ、ちどりに交差。縦横に絡む構成となり、材質の動きを支配する異方性のある複雑な樹体構造です。芯部(濃色)は痩せず、応力を受け止める緩衝機能、心柱効果を果たします。倒れないための高樹齢変容、牡丹模様も拡がります。立ち木は、自重バランスや傾き、風雪による圧迫を受けると捩れ、反り、曲げ応力を受け、その歪みに対抗して体内に緩衝・吸収する仕組みを作り出します。
内皮外周縁から芯央へ向かう髄線組織が、年輪層を貫通。まんべんなく多数配置されて水平傾斜方向に入り込む、緻密な材組織で締まる。芯割り角材ブロックでは、この異方性の縮み痩せが「締めつけるボデイ」になることが解りました。
木喰い虫の寄りつきトンネル3年、菌30年
面皮がついていると木肌割れが少ない。一年目は樹皮付きで天乾、木喰い虫は卵を生み付け、一年後幼虫となり、二年目にくり返すので、羽化前に樹皮を剥ぐ。三年めに辺材内部に侵入喰い拡がるだけでなく周辺分を変色。生濡れ材では入らないが、伐採じより、少し乾いてくる頃がアブナイと樫材屋はいいます。5年目となると細かな木粉が積もり、この段階では表層ですが、やがて深く、隣の材面に移るので処分しないと全体にひろがりダメージがひどくなりかねません。遅れてサンプルは虫喰い黴び付き。腹割りは密着するほど締まりました。
原木丸太 岐阜産樫材 :二つ割り・両耳落とし 樹皮面皮 五分面だし 末口28cm 径 x4m L金南木材 ¥25,750- 941031ABE 挽き割りMT 960713 ABE
白樫材の主な用途
「樫」という国字は,江戸・明治時代は「櫧」。堅いカタシ、諸々の用途からのネーミング。発音と字体表意が違う便宜的な国字。
山車・車輪、水車可動機構、農具・土工具、器具材、木柄、楔、和船櫓櫂、圧締具、楽器、祭具・武具・打型、食事用具 etc. あらゆる道具用途に使われてきました。
鉋刃台仕込み・楔打ち・木柄装着ベストフィティング材
名古屋・大阪圏は板目取りですが、関東好みの追柾台は、収縮変形は均一ではなく収差は偏るの狂いがでる。柾目の先入観があり良材と見間違う。
板目台(樫の柾目相当)は、収縮膨張が定則的で安定。(カンナ刃を平台カンナに仕込むと木表が下端になり、凹面に収縮するので両脇端部は水平面を維持する一方、刃口の脇が先あたりを生じる。)台下の切削面は平面性を保てる収差が働き、上端は鉋刃自体をきつく締めることになる巧妙なメリットを備えています。鋸引き台との大きな違いは、「割り台」は使い続けて乾燥していくと狂いはでるが刃はゆるまない。
鉋台良材の見方 鉋台打ち名工・青山駿一の教示から
・木目木肌をみて年輪幅はおなじようで健やかな生長、色気(油気)があるものがネバリもある。
・材面に明るい淡赤色が出るものはダーク褐色より狂いは少なく、産出地の環境がよい。
・樫材やブナ特有の髄線・樫目は細身で繊細で規則的に入っているものが上質。太めでずんぐり、曲がり・うねりのありものは避ける。
・鉈割台が最上。二丁か四丁取り、良い部分のみ使用。狂いが少ない反面、落としロスが多くなり高価。
・鋸挽材は、板目・追柾・平柾と端材が有効に使える。木理目切れ欠点材部も使うので変形狂いもでやすい。
・ネバリ材質チェックは、木口を2mmほどカットして指で曲げると割れる具合でチェックできる。
・台は、木口の年輪パターン木理の違いはあまり関係がなく、板目・追柾・二方柾の違いがでる程度とみてよい。
平鉋白樫台の材質見立て選別 台打ち名工 青山駿一の良否判断
No.1 – No.10
年輪パターン木口切断面:台の性能良否は目詰み、木理には関係ないという。ネバリは材の素性・油気・組織の材色が反映するので、微妙な質感、木味や素性で判断。
No.1 良上 板目 シンメトリー 年輪幅順当な生育
No.2 並品 板目
No.3 割り台に近い木取り
No.4 並品 追柾 緻密で髄線が拡がる
No.5ネバリ不足 年輪不整偏り アンシンメトリー 春材部暗く右隅追柾入り
No.6ネバリ不足 年輪不整偏り 左隅に追柾入り
No.7 良品 追柾 ネバリあり割れにくい
No.8 並品 追柾で年輪幅バランス均質
No.9 良品 板目
No.10 並品 年輪幅広く均一生長
*髄線の入り方は、正面位置で反射がはっきり見えますので材質判断は正視姿勢で。
数万丁の白樫台を木取り、台打ち掘りをしてきた練達の目は、荒台を手に持ち一瞬で選別しました。画像では触感、表情、実物の重さ、手応え、雰囲気が削ぎ落とされるので、微妙な違いは分かりません。
名古屋・関西圏では板目取り(実質柾目)、関東は柾仕立て(実質板目)好みがあり、割れにくいので関東の問屋は追柾を指定。
「鉋」は金属刃を包むと書きますが、台打ちは木裏が上端になり、刃を締め付けきつく咥える様になります。
適度のボデイ重量・滑り
手鉋の切削性には、刃物の性能や仕込み刃先角が大きく関与します。樫台は,鉋刃をしっかりホールドする他に、木材の被削面に密着し、圧迫しない程度の重さがベストマッチング。下端表面は適度のすべり、面精度もかなり持続します。適度な面圧接で削り作業がスムーズになり、重すぎず手先で刃の微妙な動きも感じとることができる完成度の高い道具です。木工技術の発展は、樫材の御陰でもありました。
も作 平台二枚刃鉋重量 :二寸1.15kg / 二寸長台1.8kg 寸六1.25kg /寸六長台 1.48kg 寸五1.03 kg 寸四 1.0 – 0.97kg
ネバリの確認・曲げテスト
樫材のネバリは、木口を2mmほど切り落として親指-薬指で曲げると、しなり方で靱性が解ります。バリンと割れるものネバリ不足の低質材。作業中に出来る極めて簡単なプロのネバリテスト。
自然乾燥で木表側台裏は収縮して凹面になり、台面を木裏にするので芯央へ締まる動きに伴い、鉋身を外側からくわえるように働きます。
「糠目」台 寸八鉋 削ろう会10周年記念鉋 限定制作数20 炭素鋼刃:碓氷健吾・明恵作 / 台打ち: 青山駿一作(良材を選び台打ち)白樫:三河産 削ろう会報vol.37 道具箱第13号 2006.01.23 頒布品 ¥70.000- ABE所蔵
①台鉋材寸法仕様 人乾材 碓井鉋製作所扱い 1998 0515
・荒台2寸 41w x 98H x 310mmL @13,000- 一尺三寸 極上仕上げ台 1.2kg
・荒台 寸6 -寸8 41w x 91H x 306mml @1,150- 一尺二分 極上仕上げ台 1.15 -1.17kg
・長台寸6 – 寸8 41w – 95H x 636mmL @1,600- 三寸二分 x 二尺ー寸二分 1.47kg – 1.58kg
*長台は狂いが少ない良質の部分をとります。長台用、二丁取りのものが選別良上になります。撮影は、手押し鉋盤、自動鉋盤仕上げ後。
二丁取りと長台用板目取りと寸六・寸八
② 台鉋材 人乾材 小吉屋渡部木工所 20040629
・寸六 上正目二丁取台 @1,800- 1.1 – 1,15kg
・寸八 上正目長台 @1,800- 1.17kg
・本赤樫上正目二丁取台 @2,500- 1.98kg
赤樫台
③台鉋材仕様 人乾材 小吉屋渡部木工所 20040629
・長台 上正目荒台 @2,500- 1.5- 1.7kgkg
・赤樫 長台 上正目荒台 @3,150- 1.39kg (画像は仕上げカット後)
「小吉屋渡部木工所(鉋台・樫材製品制作)」 渡部光雄 〒955 – 0845 新潟県三条市西本成寺 1543 – 4 TEL.0256 – 2654
*長台鉋の摺台用は寸八サイズで少し幅広で木取る。台の側面コバの片方、摺り側を厚く仕込むため。二寸長台はほとんどない。
なぜ樫材が手道具・器具材のスーパー本命なのか、優秀な素材の本質が少し明らかなりました。
*樫荒台仕上げ協力 :工房ブレス 須藤崇文
白樫若木20161129ABE
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