略歴
阿部蔵之 あべくらゆき
木とデザインの専門家
三十年以上にわたり、「木と人とのかかわり」とジョイントテクノロジーをテーマに、世界中の文献や資料の収集、調査・研究活動を精力的に続けている。
日本と世界各地の、自治体・企業・教育機関・美術館などで多数の講演を行う。メディアへの寄稿のほか、木をテーマとした講座イベントや、展覧会・シンポジウムの企画とプロデュースにも積極的に関わる。
伝統工芸と建築・工業デザインの分野において、物と物、人と人を繋ぎあわせる「ジョイント」の専門家として活動してきたことをきっかけに、万物は「つながり」で結びついていることに気づく。その中でも特に人類が最初に手にした「木」という素材が、現代の産業や環境、そして文化に重要な役割を果たしていることに、いち早く着目した。
1946年東京生まれ。千葉大学 木材工芸科卒業。十四代國政(江戸指物)継承。有限会社AQデザイン開発研究所・代表取締役、木の大学・代表運営委員。
アメリカの木の家具の巨匠、ジェイムス・クレノフと親交。
1980年代より長野県松本市・美ヶ原の山麓 標高1,300mにある仕事場を拠点に、国内外各地で活動している。
■ プロデュース >
1986〜1995 「木の大学講座」開講・運営
1991 「WOOD WORK SUMMIT ’91」企画・プロデュース
1986〜1990 岐阜県主催「木の国大学」企画・参画。
1985 「木と人間のかかわり」シンポジウム/展覧会・総合ディレクション(主催:日本デザイン学会、後援:通商産業省、林野庁、文化庁、朝日新聞)
■ 講演と出演 >
国内外の企業や学校、政府機関、美術館において、1975年以来、精力的に講演や講義を行っている。林野庁、岐阜県・富山県林政部、岐阜県森林組合での講演多数。テレビ東京、テレビ朝日出演。
2011 名古屋芸術大学公開講座「デザインと文化」
2004 ドイツ Marta Museum「組手と日本の木工文化について」
1988〜2001 親交のあった工芸家ジェイムス・クレノフのカレッジ(カリフォルニア州)で特別講義
■ 著 作 >
雑誌・ムックのほか、家具・木材業界誌等に寄稿。ジョイントシステムに関する研究発表(日本デザイン学会)。

