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阿部蔵之
2024年11月23日(土)
前稿に続きます。 奥山の天然林「橡の王国」に残る大木群を晩秋に新月択伐_20年の歳月をかけ研究用材を得て、材質の特長、抗菌・抗体の発出・分泌、木理細部の様子が明らかになりました。 実際に大径木の伐採現場作業から始め、原木 […]
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MT マテリアルトリートメント | 「好感度自然素材」 | 木の内科 | 木工
阿部蔵之
2024年11月1日(金)
「両耳落とし、幅ツメ」鬼胡桃・大径木目詰み・長期自然乾燥・林場立掛 20年_高熱人工乾燥では失われるオーガニック成分を尊重し、自然素材の熟成で最上の材質となり、徐々に人間の環境に近づけていく丁寧な無垢材の扱いです。一期一 […]
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「好感度自然素材」 | 「木」と環境 | 「木」と産業 | 「木」の道具・工具 | 工具・刃物 | 木工
阿部蔵之
2024年10月28日(月)
400年を経た稀少なシナの木・大径原木から、目詰み緻密材を切り分け、金床台座ベースブロックに仕立て_打音・衝撃振動を吸収する好感度機能性素材としても活路を見出します。 自然乾燥寝かせ19年_ カット材プレーナー掛け ① […]
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「日本木工院」 | 「木」と建築 | 「木」と政治 | 「木」の文化 | ジョイントシステム | フレーミング | 修複・保存 | 木工
阿部蔵之
2024年10月19日(土)
前稿に続きます。 松本城天守柱組継手に入れたボルト・ナットは、ヘッド・軸・座金サイズもバラバラで市内で拾ってきたような傷んだものを使い、ひどいもんです。 不揃いボルト締めは、不適当に大工にお任せだった? 工事報告・検査記 […]
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阿部蔵之
2024年10月12日(土)
栗無垢材はタンニン成分が多く、抗菌・虫喰い防御、耐久力が優れていて、材質感も玄人筋の好感度が高い素材でした。 大径木太角無節・通直の優れた国内材は、極めて稀少になり、修復・保存、漆工材に最後の柾挽き・木取り材です。 細心 […]
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「日本木工院」 | 「木」と建築 | 「木」の文化 | 伝統文化 | 修複・保存 | 木工
阿部蔵之
2024年10月5日(土)
柱組み構造は、ジョイント部分に最も負荷がかかり、耐えられなくなると継手から破断し、木造建築が倒壊します。修復再建造営後に国宝になり、丸見えの柱軸組は、あちこちで割れが目立つ様になりました。 この天守下・角柱継ぎ頭貫カシラ […]
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「日本木工院」 | 「木」とともに生きる | 「木」と建築 | 「木」と祭り | サミットワーク | 伝統文化 | 木と人間の関わり | 木の総合学 | 木工
阿部蔵之
2024年9月19日(木)
「木工文化のはじまり」_木の大学講座 9期 1994 講義受講記録は、自然の暮らし方や原始・古代のモノ造りが教える再生循環する技術の在り方も感じ取り、野生の輝きや自然素材のもつ本質を学ぶ時間でした。 講座テーマ: 生 […]
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阿部蔵之
2024年9月14日(土)
【セット1】オニグルミ伴材_元口カット・厚板短尺材のまとまり 赤濃色、3本口_会津産 優良材・長期自然乾燥 2010 -2014 柿渋・割れ止め塗布、トリミング済み 製材時の原木・元口記録 トレーサビリティー資料あり […]
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阿部蔵之
2024年9月7日(土)
1985年クラフトフェアーまつもと開催の 44年前、昭和16年3月_侵略戦争緊迫の時期に木工藝品に関する行政印刷記録が出てきました。歴史を突き動かす一級の資料です。 風俗人形では、熊彫りや刳りアイヌ民続彫刻を北海道産土産 […]
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阿部蔵之
2024年8月24日(土)
針葉樹香木類 の自然材を最近みかけません。この森林国日本では、古代から伐りまくり、樅栂続千年のトホホ受難でした。無くなるまでただ使い果たしたようです。 樅栂材は、建築から家具・器材・車輛、船舶・梱包・樽容器・パルプになる […]
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阿部蔵之
2024年8月10日(土)
槐の原木を伐り、挽き材から自然乾燥を経て削ったことはなく、木理・材質感だけでなく、木香の微細放散、樹性・物性についてリアルな調査研究、樹種に関する詳しい知識も見当たりません。 室町時代の史料に「具木名」有用樹種名に記載 […]
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阿部蔵之
2024年7月31日(水)
「クラフトフェアまつもと」 1985年初回以来、来訪ゲストは増え続け、今年、沖縄・屋久島・鹿児島、熊本・福岡、高知_岩手・青森・北海道からの出展参加がありました。40年で日本国中に拡がり、全国各地から参集されます。 労力 […]
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阿部蔵之
2024年7月16日(火)
前稿の東 敦史作「棒鉋」八分・六分は、台頭を叩けないので台逆打ち_意外な刃の抜き方・ポイントを解説します。完成度が高く巧緻・先駆的でした。 「綺麗な形ですね。やはり道具はこうでないと、という見本のような鉋です。」BWT […]
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ハンドツールコネクション | 工具・刃物 | 木工
阿部蔵之
2024年7月8日(月)
オリジナル(現品のみ)を販売します。(刃口真鍮板埋め_本刃付け直使い) A ① 白樫 一寸二分 平 清忠・二枚刃 (済み) ③ 本赤樫 八分 一枚刃 平 (柏木 圭-直伝習作) (済み) ④ 赤樫 六分 ハ […]
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阿部蔵之
2024年7月6日(土)
鉋刃口が刃の喰いつきを左右し、刃先角は切れ味・削り屑排出を上げ、仕上がり肌艶に影響します。最上の調子は刃口にあり_いまなお各工房で重宝されている世紀末の傑作。 細部・曲面削りが素速く、綺麗に捗るのです。使う動作も洗練され […]
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阿部蔵之
2024年6月13日(木)
アオハダ(モチの木科)樹皮は極薄く、ひっかくと緑色の内皮が現れ、傷を治癒するのも速いタフネス。 辺材白太と芯央が不明瞭で稠密な白木の代表格_純白清潔な「モチ」肌の木は、数種類あります。 極薄樹皮木の見えない抗体分泌・樹皮 […]
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阿部蔵之
2024年6月4日(火)
昭和30年まで活躍した大八車の実用記憶はまだ鮮明です。制作から輪鐡・荷車製造へ_細部構造に金属材料が取り込まれて軸受け・板バネが付き、近代車輛製造への改良考案も読み取れます。 現在でも、造船・車輛製造職は「大工」が使われ […]
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阿部蔵之
2024年5月17日(金)
鉋台面を正確に測る重要な下端定規_貴重な本赤樫芯材を四半世紀にわたり寝かせ、大切に用意したのです。いつか使えるその時にために 血色の原木芯材からとれる四方柾・平柾材の最上品質・選りすぐりは、わずかでした。20年以上寝かせ […]
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