木の大学 講座

さまざまな分野の優れた研究者・専門家を招聘し、「木」という切り口から人間の生活・産業・環境について学ぶ講座。日本の社会が環境志向にシフトする以前の1986〜95年、10年間にわたり、毎年夏に茨城県つくば市「ゆかりの森」を会場に行われた。現在は、不定期で特別講座を行う。

 

案内パンフレットより

有史以来、人間は、あらゆる生活・産業に「木」を利用し生存を維持して文化を発展させてきました。しかし、20世紀後半の石油文明・高度工業化社会の現出により、かつて人類が体験し得なかった化学物質や電子機器等の電磁波・放射光線をあび、無機質合成材料・人工環境に囲まれて居住する時代となりました。生体としての人間の基本的生理機能・形質は、古代より変わりませんが、自然環境及び資源、社会構造・生態面でさまざまな影響・変容がおきはじめているようです。

「木」は、日常、空気のように特別意識されることは少なく、数例を除くと、安全・無害が定性であります。木材や緑に拒絶反応を示す人はいないでしょう。もし、大気や水の生命循環の中枢・バックアップ機能をになっている樹がなくなれば、鳥や獣の動物・微生物類は消滅してしまいます。また、人間が増殖・再生産できる唯一の高度利用資源・有用素材です。「木」の事業は、物性のみならず精神・文化面でさまざまな様相をもち、産業技術から教育・学問・芸術・行政などの諸領域に深く結びついていきました。地球生命圏の視座から、「木」と人間のかかわりを総合的に考究し、「木」の総合学を構築することは、未来デザインのひとつの重要な手がかりとなると思われます。

「木の大学」構想を具体化するにあたり、各分野の優れた研究者・専門家を迎え、横断学問的に科目を選択し、講座を実現するはこびとなりました。

 

運営委員会

阿部 蔵之(代表運営委員)

横尾 哲生(代表運営委員)

石丸 進(中国地区担当)

車 政弘(九州地区担当)

比嘉 幸太郎(沖縄地区担当)

高橋 健二(四国地区担当)

二本柳 一穂(北海道地区担当)

平田 哲生(関西・中部地区担当)

 

第1期/1986年

「木」の文化論 『「木」のはなし・木の文化』
講師:満久崇磨 京都大学名誉教授

「木」と道具 『木工具の歴史』
講師:中村雄三 西日本工業大学教授

「木」と香 『「木」と香料の科学』
講師:浅井三千秋 高砂香料工業株式会社インターナショナルコーディネィター

「木」と衣 『「木」と布ー「織」と「染」』
講師:竹内淳子 日本民族学会会委員・染色研究家

「木」とハイテック 『コンピューターと樹木・フラクタル』
講師:本田成親 IBM顧問

「木」と食 『おいしい木の文化 菓子の世界』
講師:押尾愛子 (株)ユーハイム本社研究室

 

第2期/1987年

「木」の文化史 『「杉」と日本文化』
講師:遠山富太郎 島根大学名誉教授

「木」と政治 『森林と行政』
講師:小澤普照 林野庁指導部長

「木」と芸術 『「木」の彫刻』
講師:澄川喜一 東京芸術大学教授

「木」と玩具 『世界の「木」のおもちゃ』
講師:西川敏子 アトリエニキティキ代表取締役

「木」と教育 『子どもと「木」のかかわり』
講師:佐藤たみ子 山形県民の森 学習展示館

「木」と環境 『生活のなかの樹木 庭木・街路樹・公園緑地』
講師:石川 格 元千葉大学教授

「木」の医学 『樹医』
講師:山野忠彦 日本樹木保護協会代表

 

第3期/1988年

「木」と文学 『中国文化と「木」』
講師:水上静夫 元群馬大学教授

「木」と医薬 『「木」の薬』
講師:佐竹元吉 国立衛生研究所筑波薬用植物栽培試験場・場長

「木」と炭 『木炭』
講師:岸本定吉 元教育大学教授 炭やきの会代表

「木」とあかり 『「木」とあかり』
講師:深津 正 照明文化研究会主宰

「木」と林業 『山づくり・林業経営』
講師:大橋和子 (株)キョウリツ取締役

「木」と職人 『組木』
講師:山中成夫 (有)山中組木工房代表

 

第4期/1989年

開催テーマ:人間の都合や感覚・尺度・時間軸を超えた領域からの考究

「木」の生態学 『「木」の生態学・自然保護』
講師:沼田 真 千葉大学名誉教授 日本自然保護協会・会長

「木」の民俗学 A 『巨樹・巨木』
講師:牧野和春 (株)牧野出版代表取締役

「木」の民俗学 B 『巨樹映像巡行』
講師:八木下 弘 写真家

「木」とフォーラム 『木登り名人』
実演:山本総助 林業・技打職

「木」の年輪学 『年輪・年代学』
講師:光谷拓美 国立奈良文化財研究所

「木」とハイテク 『「木」とコミュニケイション』
講師:三輪敏之 早稲田大学教授

果樹・果物 『日本の果樹・果物 〜その来た道・行く道〜』
講師:梅谷献二 農水省果樹試験場・場長

「木」と民族文化 『インド文化と「木」 〜人々のくらしと樹木〜』
講師:西岡直樹 ベンガル語写植業

 

第5期/1990年

開催テーマ:感覚や感性の領域から、木と人間のかかわりの多様性を考究する

「木」と文明 『「森林」と文明の盛衰』
講師:安田喜憲 国際日本文化研究所助教授

「木」と人類学 『東南アジアの熱帯雨林 〜生態と暮らし〜』
講師:渡辺弘之 京都大学助教授

「木」と芸術 『「木」と染色 〜色の神秘〜』
講師:寺村祐子 女子芸術大学教授

「木」と文学 『樹木奇譚 〜木と妖怪〜』
講師:志村有弘 相模女子大学教授

「木」と科学 『「木目」はなぜ美しいか 〜生体リズムのゆらぎ〜』
講師:武者利光 東京工業大学教授

「木」と音響 『木と音・楽器 〜素材・機能・形態・加工〜 弦・管・打・鍵盤楽器』
講師:冨金原 靖 楽器製作家

「木」と民族 『アイヌ民族と「木」 〜ユーカラの世界から〜』
講師:萩中美枝 アイヌ文藝研究家

 

第6期/1991年

開催テーマ:樹木をとりまく生体圏から木と人間のかかわりの多彩な事象を考究する

「木」の材料学・木材学 『日本の木 〜その物性と用途〜』
講師:平井信二 東京大学名誉教授

「木」と鳥 『森と鳥と 〜森林と鳥の生態〜』
講師:中村登流 上越教育大学教授

「木」と魚 『森林と漁業 〜森は海の恋人です〜』
講師:畠山重篤 水山養殖場

「木」と紙 『木と紙 〜世界の紙づくり〜』
講師:小林良生 四国工業技術試験所材料開発部長

「木」のフォーラム<木人を囲んで> 『「木」は宇宙エネルギー』
講師:川合健二 エネルギープランナー

「木」と灰 『灰と日本の生活文化 〜農・工・食・芸の名脇役〜』
講師:小泉武夫 東京農業大学教授

 

第7期/1992年

開催テーマ:地球サミット開催の年にあたり、環境。資源・生命系等、グローバルな視点から科目を編成。

「木」の生態学 『木の進化・遺伝 〜アフリカ・マダガスカルの樹相〜』
講師:湯浅浩史 (財)進化生物学研究所

「木」と民族・文化 『ロシアの人と木 〜森林・民話・信仰・文化〜』
講師:坂内徳明 一橋大学教授

「木」と建築 『北欧の木造建築 〜自然と住居空間・構法〜』
講師:長谷川清之 日本大学教授

「木」と法律 『「木」は法廷に立てるか 〜森林法・環境法・自然享受権〜』
講師:大西裕子 日本弁護士連合会環境法部会長

「木」とバイオテクノロジー 『きのこと森林 共生微生物 〜松茸から熱帯雨林再生まで〜』
講師:小川 眞 (株)関西総合環境センター生物環境研究所長

「木」と神話 『北欧・ゲルマンの神話 〜世界樹・守護樹・叙事詩〜』
講師:米原まり子 神話研究家

「木」と流通 『木場の今昔〜江戸・東京を支えた材木〜』
講師:松本善治郎 元東京木材市場(株)社長

 

第8期/1993年

開催テーマ:世界先住民のための国際年にあたり、民族性と固有の造形感覚・生活文化の深奥から、その多様な「木」と人間のかかわりや有用性を考察

「木」と森林学 『豊饒なる森林 〜半世紀にわたるフィールドから〜』
講師:四手井綱英 京都大学名誉教授

「木」と生活文化 『ドイツの森林文化 〜神話・医療・料理・保養〜』
講師:手塚千史 エッセイスト

「木」と民族 『アボリジニの生活と木 〜オーストラリア狩猟・採集民族〜』
「木」と人類学 『木の実 〜伝統食物文化〜』
講師:松山利夫 国立民俗学博物館助教授

「木」と産業 『大きなヤシの木と小さなヤシ工場 〜ジャワ島の生活・民俗誌〜』
講師:平野恵理子 イラストレーター

「木」と技術 『日本人と柿渋 〜伝統文化の基底から〜』
講師:吉村幸一 (株)トミヤマ代表取締役

「木」と工芸 『アジアの漆文化 〜現代に生きる漆芸〜』
講師:大西長利 東京芸術大学教授

 

第9期/1994年

開催テーマ:生命維持・活動資源としての森林環境や生活文化・民族の基層ににある「木」と人間の本源的なつながり、及び、その諸相と多様性を考究

「木」と森林学 『森林と人間 〜森林保護から生態保護〜』
講師:西口親雄 元東北大学農学部助教授

「木」と環境・気象学 『ザイールの人と木 〜熱帯雨林気象と環境〜』
講師:サンガ・ンゴイ・カザディ 三重大学教育学部助教授

「木」と考古学 『木工文化のはじまり 〜先史時代の木工文化〜』
講師:工楽善通 国立奈良文化財研究所飛鳥資料館

「木」と環境・資源-1 『森林と水系 〜水資源と森林相〜』
講師:志水俊夫 森林総合研究所森林環境部水資源保全研究室

「木」と民族文化 『樹木風土記 〜日本の民族文化と木〜』
講師:姫田忠義 民族文化映像研究所 所長

「木」と環境・資源-2 『森林と災害 〜酸性降下物と樹木枯損〜』
講師:吉武 孝 森林総合研究所森林環境部森林災害研究室

「木」と民俗・地理 『木の地名・姓氏・家紋 〜日本の伝統と心〜』
講師:丹羽基二 地名・姓氏研究家

 

第10期/1995年

開催テーマ:日本人の「木」に対する意識や心象、歴史・文化への投影、災いと修復、及び、樹木世界の諸相等、論考と実務を合わせた先駆的な科目編成を試みた。

「木」と樹木学 『樹木社会学 〜構造・遷移・すみわけ・生活の諸相〜』
講師:渡邊定元 元東京大学農学部教授

「木」と民族文化 『「松」と日本人 〜風土・歴史・芸能・民俗〜』
講師:有岡利幸 近畿大学総務部

「木」と歴史学 『蛇抜・木霊 〜木曽山系の歴史災害と伝承〜』
講師:笹本正治 信州大学人文学部教授

「木」とすまい 『木と「け」と「き」 〜「け」の空間・「気」と「木」のちから〜』
講師:滝澤健児 国士舘大学工学部教授

「木」とフォーラム 『沖縄の人と木』
講師:比嘉孝太郎 嘉手納中学校教諭
「木」とフォーラム 『日本の林業技術と行政』
講師:三島喜八郎 岐阜県林政部

「木」と都市 『緑を生かした都市づくり 〜ドイツにおけるエコロジカルな都市整備〜』
講師:根本敏行 兵庫大学経済情報学部助教授

「木」と地球環境 『海岸林マングローブ 〜サウジアラビア・ベトナム 植林のフィールドから〜』
講師:向後元彦 (株)砂漠を緑に・代表

 

関連資料

木の総合学

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木の大学講座・第7期、案内パンフレット

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開催主旨・各国語版

English / 英語

In the beginning …

Since the beginning of human history, we have used ”wood” in every facet of our lives and industrial activities, insuring our existence and developing our culture.

In the latter half of the 20th century, petroleum products made a new base for civilization and high technology society brought a new life-style wherein we are today surrounded by artificial environments created from inorganic composite materials, and wherein we are also continuously exposed to and bombarded by electromagnetic waves and light emissions produced by electronic equipment and objects made from these new synthetic materials, a situation never before experienced by Man.

Although basic human physiological functions and characteristics have not changed since ancient times, nevertheless, a wide range of influences and changes have appeared in the natural environment and its resources, and in our social structures and biological fields.

Unlike air, wood does not specially feature in our daily lives. With the exception of a few varieties, wood is normally accepted as being ”safe” and ”harmless” − and certainly, no-one would raise logical objections against wooden materials or the greenery of Nature itself.

WIthout trees, which are both the main and back-up support systems for our planet’s atmospheric and water cycles, all life-forms − both large and small -  from the largest animal to the most minute micro-organism, would disappear.

Trees are also the most useful and indeed, the only resource material which Man is able to increase and reproduce.

Wood has traditionally played a key role in both our spiritual and cultural lives. including industrial technology, education, research, art and even political administration.

From the viewpoint of the Earth’s life-cycle, therefore, global study of the relationship between wood and Man and the establishment of an integrated study of wood represents an important step to future design.

In bringing the “Wood University” plan to its practical stage, we invited first class researchers and specialists from many fields and transversally selected the subjects for their lectures.

With the opening of the “Wood University,” we wish to request as many people as possible for their participation and support.

German / ドイツ語

Zum Geleit

Holz wurde seit dem Beginn des menschlichen Daseins in allen Aspekten unserer Labensführung und gewerblichen Tätigkeit gebraucht. Es unterhält damit unser Dasein und trägt zur Entwicklung unserer Kultur bei.

In der zweiten Hälfte des 20.Jahrhunderts hat unsere nunmehr auf Erdölprodukten basierende Zivilisation und das neue hochtechnisierte Zeitalter einen neuen Lebensstil hervorgerufen, als dessen Folge wir heute von einer künstlichen, durch anorganische und synthethische Materialien geschaffenen Umwelt umgeben sind und dabei noch einem ununterbrochenen Bombardement elektromagnetischer Wellen und Lichtbestrahlungen ausgesetzt sind, die von eleltronischen Geräten und von aus den neuen Kunststoffen hergestellten Artikeln erzeugt werden. Eine Situation, die der Mensch bisher noch nicht erfahren hat.

Obwohl sich die grundsätzlichen physiologischen Funktionen des menschlichen Körpers seit den alten Zeiten kaum geändert haben, sind jedoch weitgehende Änderungen in der natürlichen Umwelt, in den Bodenschätzen, in unserer Gesellschaftsstrukur und auf bilogischem Gebiet eingetreten.

Im Gegensatz zur Luft richtet sich unser tägliches Leben nicht besonders aufs ”Holzl” aus. Mit Ausnahme einiger weniger Variationen wird Holz normaleweise als ein ”ungefährliches” und ”harmloses” Material angesehen und es würde sicher niemanden einfallen, logische Einwände gegen hölzerne Stoffe oder gar gegen das Laub der Natur zu erheben.

Ohne den Bäumen, die gleichzeiting den Haupt-wie auch den Reserveunterhalt für den Kreislauf der Athmosphäre und des Wassers auf unserer Erde bliden, würden sicherlich alle Lebewesen −von den größten Tieren bis zu den winzigsten Mikroorganismen − aus der Welt verschwinden.

Die Bäume sind auch die nützlichsten und wahrhaftig die einzigen Naturschätze, die der Mensch vermehren kann.

Aus der geistigen und kulturellen Sicht, die industrielle Technik, Bildung, Forschung, die Kunst und sogar die politische Verwaltung mit inbegriffen, hat das Holz eine traditionelle wichtige Rolle gespielt.

Vom Standpunkt des Lebenszyklus der Erde aus ist eine globale Studie über die Beziehung zwischen Holz und dem Menschen und eine integrierte Studie über Holz ein wichtiger Schlüssel für zukünftige Vorhaben.

Um den ”Wood Universität” -Plan auf ein praktisches Stadium zu bringen, haben wir erstklassige Wissenschaftler und Spezialisten aus vielen Fachgebieten eingeladen und das Thema ihrer Volträge entsprechend gewählt.

Zur Eröffnung der ”Wood Universität” forden wir möglichst viele Menschen zur Teilnahme und Unterstützung auf.

French / フランス語

Avant le commencement …

Depuis le début de l’humanité nous avons utilisé le ”bois” dans chaque facette de notre vie et de nos activités industrielles, pour assurer notre existence et développer notre culture.

Dans la dernière moitié du 20ème siècle, notre civilisation à base de produits pétroliers et une nouvelle société à technologie avancée onto approté un nouveau mode vie. Nous sommes actuellement entourés d’environments artificiels créés avec des matériaux composites inorganiques, dans lequel nous sommes en permanence exposés à des ondes électromagnétiques et à des émissions lumineuses produites par les équipements électroniques et objets réalisés avec ces nouveax matériaux synthtques. l’homme n’avait jamais eu à faire à une telle situation auparavant.

Bien que les fonctions et les spécifications physiologiques humaines de base n’aient pas changé depuis l’antquité, une grande gamme d’influences et de changements sont apparus dans l’environnement naturel et dans ses ressources, de mêmw que dans nos structures sociales et dans le domaine biologique.

Contrairement à l’air, l’accent n’est pas particulièrement mis sur le ”bois” dans notre vie quotidenne. A l’exceptiion de quelques variétés, le bois est généralement considéré comme étant ”sûr” et ”sans danger”. Il est certain que personne ne pourrait soulever des objections logiques contre les matériaux en bois, ou contre la verdure de la nature elle-méme.

Sans les arbres, qui sont à la fois support principal et support de secours des cycles atmosphériques et d’eau sur notre planète, toutes les formes de vie, grandes et petites, des plus grands animaux aux miro-organismes les plus minuscules, disparaitraient.

Les arbres constituent aussi la ressource matérielle la plus utile, et c’est aussi la seule que l’homme ait pu développer et reproduire.

Le bois a traditionnellement joué un rôle majeur dans nos aspects spirituals et culturels, y compris la technologie industrielle, l’éducation, la recherche, les arts, et méme l’administration politique.

Du point de vue du cycle de vie sur cette planéte, une étude globale de la relation existant entre le bois et l’homme, de méme qu’une étude intégrée du bois proprement dit, constituent l’une des clefs importantes pour l’avenir.

En portant le project ”Université du bois” dans son étape pratique, nous avons tout d’abord invité des chercheurs de première classe et des spécialistes dans de nombreux domaines, et nous avons sélectionné transversalement les sujets de leurs exposés.

Avec l’ouverture de cet ”Université du bois”, nous aimerions bénéficier de la participation et de l’appui du plus grand nombre possible de personnes.

Spanish / スペイン語

Anites de comenzar …

Ya a partir de los primeros años de la historia de la humanidad, el Hombre utilizó la madera en todos los aspectos de su vida y en todas las actividades industriales, para poder asegurar su existencia y desarrollar su cultura.

En la segunda mitad del siglo XX, el nacimiento de una civilización basada en los productos petroleros y el desarrollo de un nuevo tipo de sociedad tecnológicamente avanzada, han contribuido a la creación de un estilo de vida nuevo.

Hoy en día, estamos rodeados por un ambiente artificial que deriva de materiales inorgánicos compuestos, y estamos continuamente bombardeados por ondas electromagnéticas y emisiones luminosas producidas por aparatos electrónicos u objetos fabricados con esos nuevos materiales sintéticos. El Hombre jamás había tenido que enfrentarse con este tipo de realidad en años anteriores.

Si bien las principales funciones y características del ser humano no hayan cambiado desde la antigüedad, tanto el ambiente natural como los recursos proporcionados por el mismo, las estructuras sociales y el campo biológico han sido influenciados por dicha realidad y han sufrido transformaciones.

Contrariamente al aire, hoy en día la ”madera” no se toma muy en cuenta en nuestra vida diaria. Con excepción de algunos tipos de madera, generalmente se le considera en material ”seguro” e ”innocuo” y por cierto nadie podrá alegar en contra de los objetos de madera o del verdor que la Naturaleza nos proporciona.

Sin los árboles, que constituyen el principal respaldo de los ciclos atmosféricos e hídricos de nuestro planeta, cualquier forma de vida, ya sea grande o pequeña, desdae los animales gigantescos hasta los minúsculos micro-organismos, desaparecería.

De hecho, los árboles son uno de los recursos más necesarios y útiles para el ser humano, y al mismo tiempo, el único recurso que el Hombre ha logrado dessarrollar y reproducir. La madera siempre ha jugado un papel fundamental en todas las manifestaciones espirituales y culturales del Hombre;entre ellas, la tecnología industrial, la instrucción, la investigación, el arte, inclusive la administración política. Por lo tanto, por lo que se refiere al ciclo vital en nuestro planeta, uno de los elementos clave para planificar nuestro futuro es analizar la relación que existe entre la madera y el ser humano y efectuar estudios integrados sobre la madera como matetial.

Para poner en práctica el proyecto ”Universidad de la madera”, hemos solicitado, la colaboración de los investigadores más calificados y especialistas de los varios sectores, y hemos seleccionado transversalmente los temas de sus conferencias. Con la apertura de esta ”Universidad de la madera” esperamos poder contar con la participación y el respaldo de numerosos inscritos.

Italian / イタリア語

Prima di incominciare …

Fin dai primi anni della sua storia, l’Uomo ha utilizzato il legno nei più svariati aspetti della propria vita e delle proprie attività industriali, per assicurarsi l’esistenza e poter sviluppare la propria cultura.

Nella seconda metà del ventesimo secolo, la nascita di una nuova civiltà basata sul petrolio e lo sviluppo di una società tecnologica hanno contribuito alla creazione di un nuovo stile di vita.

Oggi giorno siamo circondati da un ambiente artificiale derivato da materiali inorganici, siamo continuamente esposti e bombardati da onde elettromagnetiche ed emissioni luminose prodotte da apparecchi elettronici e da oggetti fabbricati con questi nuovi materiali sintetici. Questa è una situzaione in cui l’Uomo non si era mai venuto a trovare in precedenza.

Sebbene le funzioni e le caratteristiche fondamentali dell’essere umano non siano cambiate dai tempi antichi, sia l’ambiente naturale che risorse che da esso si ricavano, come pure e le nostre strutture sociali sono state biologico, si sono verificate tutta una serie di influenza e soggette a tutta una serie di infeuente e transformazioni.

Contrariamente all’aria, il ”legno” non viene preso particolarmente in considerazione nelle nostra vita quotidiana. Fatta eccezione per alcuni tipi di legno, essa è solitamente considerato come un materiale ”sicuro” e ”non nocivo” e certamente nessuno potrà fare delle obiezioni contro gli oggetti in legno o contro il verde che la Natura ci offre.

Senza gli alberi, che sono al medesimo tempo il principale supporto e l’ausilio dei cicli atmosferici ed idrici nel nostro pianeta, qualsiasi forma di vita, grande o piccola che sia, dagli animali giganteschi ai minuscoli micro-organismi, scomparirebbe. Gli alberi sono di fatto una tra le risorse più necessarie ed utili, e sono anche la sola risorsa che l’Uomo sia stato in grado di sviluppare e riprodurre.

Il legno da sempre occupa un ruolo chiave in tutte le manifestazioni sprituali e culturali dell’Uomo fra cui, la tecnologia industriale, l’istruzione, la ricerca, l’arte e perfino l’amministrazione politica.

Quindi, dal punto di vista del ciclo vitale sul nostro pianeta, l’analisi globale del rapporto che esiste tra il legno e l’essere umano, come pure lo studio integrato del legno in sè, come materiale, è una delle chiavi di volta per un futuro, migliore.

Per attuare il progett ”Università del legno”, abbiamo invitato i ricercatori più qualificati e gli specialisti dei vari settori, ed abbiamo selezionato gli argomenti delle loro relazioni.

Con l’apertura di questa ”Università del legno”, ci auguriamo di poter annoverare la partecipazione ed il sostegno di numerosi iscritti.

Finnish / フィンランド語

Aluksi

Koko historiamme ajan ihminen on käyttänyt ”puuta” kaikenlaisissa elämää ja elinkeinoelämää koskevissa tilanteissa, taatakseen olemassaolonsa ja kehittääkseen kulttuuriaan.

Kahdennenkymmenennen vuosisadan loppupuolella, öljytuotteista tuli uusi perusta sivistyneelle maailmalle ja huipputeknillinen yhteiskunta toi uuden elämäntyylin. Nykyään meitä ympäröi keinotekoinen ympäristö, joka on rakennettu epäorgaanisista yhdistemateriaaleista ja olemme jatkuvasti alttiina näille aineille ja sähkömagneettisten aaltojen ja näistä uusista synteettisistä raaka-aineista valmistettujen sähkölaitteistojen säteilyn pommitukselle.

Ihminen ei ole koskaan ennen ollut tällaisessa tilanteessa.

Vaikka ihmisen fysiologiset toiminnot ja ominaisuudet eivät ole muinaisista ajoista muuttuneet、siitä huolimatta luonnonolosuhteet ja luonnonvarat ovat suuresti muuttuneet ja muuttaneet sosiaalirakennetta ja biologisia alueita.

Jokapäiväisessä elämässämme, ei puun rooli ole yhtä tärkeä kuin ilman. Muutamia poikkeuksia lukuunottamatta puu on yleensä hyväksytty turvalliseksi ja harmittomaksi aineeksi, eikä kukaan varmaankaan esitä loogisesti vastalausetta puumateriaalille tai itse luonnon Vihreydelle.

Kaikenmuotoinen elämä – sekä iso että pieni – isoimmasta eläimestä kaikkein pienimpään mikro-organismiin, katoaa ilman puiden olemassaoloa. Puut ovat planeettamme ilmakehän ja veden kiertokulun tärkein pää- ja sivutukijärjestelmä. Puut ovat todella kaiken käyttökelpoisin aine ja raaka-aine, jota ihminen pystyy lisäämään ja tuottamaan.

Puulla on perinteellinen rooli sekä henkisessä että kulttuurillisessa elämässämme, teollisen tekniikan, kasvatuksen, tutkimuksen, taiteen ja jopa poliittisen valtionhallinnon mukaan lukien.

Senvuoksi maapallon elämän kiertokulun näkökulmasta maailmanlaajuinen tutkimus puun ja ihmisen suhteesta ja puun eri osista koostuvan tutkimuksen perustaminen tuovat tärkeän osuuden tulevaisuuden suunnittelulle.

Kutsuimme ”Puu Yliopisto” suunnitelman toteuttamiseksi eri alojen lahjakkaita tutkijoita ja asiantuntijoita ja valitsimme luentojen aiheet poikittaisesti.

Aloittamalla ”Puu yliopiston” toivomme, että mahdollisimman monet osallistuvat ja antavat tukeaan tälle hankkeelle.

(フィンランド語翻訳協力:Ms. Ooyama Elina Marketta)