「好感度自然素材」「木」の神秘不思議「木歴・木録」日本の自然色木の内科生命構造と機能

学説では説明がつかない橡トチの木の圧縮肥大成長_後から現れる逆目、補強しつつ木理随意造り変え|” TOCHI J-horse chestnut ” The unknown compression – hypertrophic growth, irrational remakes of reversed and silk-weaven grains beyond common sense.|倒れない割れない樹体構造、緻密美麗な光沢木肌_木の内科 – 125続

阿部蔵之|木とジョイントの専門家

前稿に続きます。

④ 縮み反転起き上がり、交叉し流動増殖する変幻自在の混雑変貌木理

不定形の連続増殖(瘤・圧縮成長部)肥大成長の規則性を察知できない凝縮

光沢層は、繊維組織がうねり3次元乱反射し輝きます。この杢理細胞パターンを杢モクと呼び、審美的な自然の造形マテリアルとして工芸作品に使われてきました。

随意変幻自在_非定性・非整合造り変え_「混雑変動木理」とでも形容するしかない、フリースタイルのこだわらない樹性と見えます。

⑤ 芯央入節周縁の抗体分泌 ・抗菌バリアー(橡ピンク元木)

⑥ 端節ハブシ抗体分泌腺のジョイント・放散髄の末梢拡がり

⑦ 入節・端節の抗体分泌_不思議な内分泌器官・臓器的構造

抗体・防御物質の生成発出_複雑な分泌腺が詰まった器官・臓器にみえます。

動物に近い生命維持機能なのでしょうか? 実物の被験体を得るには、度々橡の王国へ深く入り、新月伐採現場作業を行い、挽材・マテリアルトリートメント、ナチュラルシーズニングを経て厚板を切削して組織が明らかになりました。

橡は、大木になるまで倒れないバイタルツリーですが、抗菌・防御力が強く、生木材面は強いアクを出します。伐採すると元口切断面は、空気に触れて忽ち酸化し、強い有機酸が放散します。

高度な内分泌・抗体の発出が鮮明に顕れ、「橡の木」の見えない生命維持機能の様子を観察することができました。高樹齢大径木では、若木・壮齢木には出ない内部組織の造り変えが記録されています。立木は、倒れるまで内部芯央までの生命構造が動くのです。

更に続きます。To be continued.

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木の総合学研究 2024  「森林の巨大樹「橡」その生命維持・造り変え_樹体内経時変化について」「異次元の樹性_理コトワリなき不可解で得体が知れない肥大成長」「橡の高樹齢木圧縮縮み・絹織り光沢木肌」

 

 

 

 

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