あべくらゆき
木とジョイントの専門家
三十年以上にわたり、「木と人とのかかわり」とジョイントテクノロジーをテーマに、世界中の文献や資料の収集、調査・研究活動を精力的に続けています。相伝されてきた専門技能を伝えるとともに、各国の木材産業・木工現場の新しい知見をまとめ、従来の導入学識に替わる本来のコンテンツを作り直す作業が続きます。木の総合学研究の成果を順次ブログで記載、公開しています。
優れた世界の専門図書の収蔵とともに、多くの国内樹種大径木を研究サンプル購入。実際に切り分け、長期ナチュラルシーズニング・木守り観察中。樹体内科では、今までの木材技術、コモンセンスが覆る再発見があります。次世代の高度な木の専門職のためのプロジェクト、修援・レクチャーを引き受けます。
木の内科・メディカルウッドワークス、マテリアルトリートメント、トレーサビリティー手法など総合的な学識と高度な技能をもつ「木の専門職」をめざす人に道を拓く、新しい領域の科目を準備して適時、脚を運びます。
オファーをいただき、日本と世界各地の、自治体・企業・行政・教育機関・美術館などで多数の講演や連携作業を行いました。メディアへの寄稿のほか、「木とひとのかかわり」をテーマとした講座イベントや、展覧会・シンポジウム・セミナーの企画とプロデュースにも積極的にかかわります。
■ 詳しい経歴
『木と人間の関わり』展1985(主催:日本デザイン学会) >
國政流組手イノベーションと門外不出の秘伝_木のジョイントシステムの研究から変形枘・逆枘の系譜について、雛形・作品の制作を写真と図版・立体図作画とともに13代相伝の詳細を解説しました。2023年5月発行 B5版 p.104。ご購入はこちらからPurchase here
第二版を発売しました。2020517
「ブナの森から」犬塚 勉 1988年作 F30号 第四回多摩総合美術展大賞受賞作品
http://kurayuki.abeshoten.jp/collection
蔵書コレクション『Design from Scandinavia』と、水谷彰男作の版画を掲載 – 2013.5.28
Crafts Fair Matsumoto 開催・運営支援と出展記録 1985 – 2016
①クラフトフェアまつもと」1985、始まるその前から
http://kurayuki.abeshoten.jp/blog/1049
②クラフトフェアまつもとの1987年のブックレットに寄稿した記事、「ニュークラフトムーブメントを展望して」を掲載 – 2013.5.16
大和合神社のお舟祭りに2017年の御柱祭取材を追加
御柱祭20170429
ブログをはじめました – 2013.5.16
大和合神社の「お舟祭り」古代の祖型を継承してきた降神真木_松の祀事 入山辺村-木の祭り・船体構造ジョイント(再掲)
2023年4月6日(木)
緑の樹海に浮かぶ山里の「お舟祭り」_なんと舟を担ぐだけでなく、船体まで畳んで仕舞う木構造 KDノックダウン組立分解式。耐久強度・修理も考えた合理的な造り。残欠が語り出す衝撃吸収_壊れてわかる技術力 木のジョイントシステム-36
2023年4月5日(水)