04. 小根天秤

小ひび天秤を更にカットし、挽き割りした枘型で、組手自体が化粧を施したした仕上がりとなります。枘先を更に薄く、連続かつ均一に精巧な仕上げにするため、集中力が必要です。装飾的な組み手ですが、小振りの作品に適しています。枘型をはさんだ残余部分を「小根」(こね)と呼ぶため、この名称をつけています。(大工仕事の「小根枘」(こねほぞ)とイメージ的に近い)