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クラフトフェア作品と展示構成の秀作-2.
出展の秀作- ② 2009年 5月 31日
クラフトフェアーまつもと2009
ジョイントシステム化した展示台・ラダー型KD部材と搬出具トランスフォーム
自由に組み合わせて演出できるように考案。支持体フレームと水平部材がボルトで緊結され
剛性強度が十分なフレーム構造になっています。半透明コンテナユニットのサイズで組み合
わせてスタッキング。小物作品の収納機能・整理・片付けを簡便化しています。
大型のキャスターは、家具など大型・重量物の搬送にも使用でき、日常業務にも屋外での
利便性が高く、安全です。
バッテリー式のコードレス電動ドライバーで作業スピードがあがり、ネジ型ジョイントの使い道が拡がりました。展示什器が、搬出時には梱包、搬送具になるフレキシブルデザインの良い見本です。
このネジ型木工用ジョイントシステムは、1974 – 1977年、村越精螺製作所・(株)ムラコシ精工のデザイン開発プロジェクトで汎用システムパーツとして実用化したもの。現在では、ごく普通のジョイント部品として使われていますが、当時は新製品として家電・オーディオラック・建材産業に採用されるまでの過程で現場まで出向いて説明したほどです。
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