「木」と食伝統文化工芸日本の自然色

閑話休題 日本の自然色「蕨色」は純木灰の力を借りて(あく抜き)

阿部蔵之|木とジョイントの専門家

薪ストーブの火が消えると蕨さんが訪れ、純木灰が活躍してくれます。

季節の恵みは物候に従い、朝採りの絶妙な味わいと美しい和色が彩り、つかの間の至福です。根から精製したワラビ粉は最高の和菓子や工芸糊に。

木灰は染色・陶芸・料理・研磨剤・吸収粉のほか、有機肥料に使い、工芸家へ渡ります。

灰も色々あり、広葉樹堅木の灰成分には力があります。土着の自然再生・循環生物由来。

この自然色を定着出来れば、立派な染め物屋になれませう。

ⓒ2017 , Kurayuki Abe

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木の総合学研究2017  「純木灰とアク抜き」

 

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