「木」の道具・工具クラフトフェア工芸

クラシックスタイルを超える次世代刃物鍛造ヌーボ 鍛造工房上田裕之の鍛造と木工一体 現代感覚の端正で上質な手仕事・ツールジャパン クラフトフェアーベストプロダクト-15

阿部蔵之|木とジョイントの専門家

女性が疲れない軽快さに、鍛造の確かな切れ味を備え、天然木柄に口木を装着。丁寧な手仕事で凜々しいフォルムを火造り整形後、研ぎ削り出します。工業量産品が溢れるデザイン偏重の時代に、現代感覚の工房スタイル手仕事作品展示には、クラフト志向来訪ゲストの熱い視線がありました。

「定型規格品・おきまり仕様」から離れ、鍛造の良さを活かしつつ、  現代感覚にフィットする 使い易い創作モデルを追求。

持ちやすく、疲れない、使い続けられる日常使いの道具を現代感覚で制作。木柄は、タンニンを含み黴菌が付かない栗目詰み材を採用。口金部はソリッド材に置きかえ、美しい貴重材銘材の口木で仕上げるなど、ウッドワークにも丁寧な仕事が目を引きました。工場量産ものでは決してできない、工房制作の望ましい姿です。研ぎ直し・調整も引き受け、オーダメイドも可能。先達伝統職人にも学び、身体記憶した技能を活かしながら、次世代の才能は新たな表現技能を獲得していきます。

また、制作者に出会い、作品を購入して使い続けることは、クラフト体験を思い出し、リッチな生活時間の流れを長く手許におくことになります。

CFM20150531

包丁

1. 菜切り12cm  96g

2. ペティナイフ 14cm 79g

3. 牛刀 17cm  114g

4 牛刀 19cm 121g  ( 特注厚刃 169g)

細部まで丁寧な造り込むフィニッシュは、寡黙な人柄とは逆に饒舌な印象を受けました。クラフツマンシップは継承されて行きます。

5. 文化包丁  16.5cm   110g

6. 菜切り( 大)

フライパン・トレー

 

打ち出し一体持ち手

材料コスト・手間がかるのですが「熱回りがよく、握りは熱くない優れもの」

CFM で昨年購入された初老の夫人はとても調理の仕上がよく、手腕の負担もすくないと誉めていました。

16cm  492g     23cm 619g     25cm 636g     28cm 浅型 H 4.5cm   363g      28cm 深型 8cmH 838g   中華鍋 949g  参考品

トレー 30cm  526g     トレー 25cm 352g        CFM20150531

 

■クラフトフェアまつもと 参加・出展展示: 2014 2015 2016 2017 2018    2019(エントリー)

暮らしの工芸(旧名:鍛冶工房上田)

2020年秋の新工房

400 – 0514  山梨県南巨摩郡富士川町平林511    tel: 090 – 5499 – 9823

kajikoubouueda@gmail.com 

上田 裕之 (うえだ ひろゆき) 略歴

1975年 神奈川県生まれ

2003年より鍛冶の基礎を学ぶ

2008年より金属工芸を学ぶ

2010年 独立 鍛造工房上田を開業

2014年 – 2019年 クラフトフェアまつもと参加出展

2019 新工房建造移設

日々の暮らしに使う道具を制作しています。

鍛造制作品目:包丁、フライパン、トレー、鉈、杣山林刃物  、壁面照明具、オーダー品

2018年春から、屋号が『暮らしの工芸』に変わりました。

2021年4月 吉祥寺アウトブンドにて竹の沖原沙耶カトラリー作品とともに夫婦作品展示会

 

ⓒ2018- 2021 , Kurayuki Abe

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木の総合学研究 2018 – 2021「鍛造包丁 刃物と木柄」「鍛造手仕事工房スタイル」「打ち出しプライパン・調理具」「鍛造モジュール壁面照明具」

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