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誰も見たことがないホウの木の分泌中枢| Nobody knows the secretion core of HO tree_wood, amazing the vital bio-chemical reaction. |株伐り下げで見えてきた抗体生成・分泌機能の仕組み_地下で生成されるバイタルケミカル 木の内科ー112

阿部蔵之|木とジョイントの専門家

抗菌性が高い、特異な鶯グリーン材色は、どこから生成分泌され、樹体内部構造を特長づけるのか? 天然木の伐採・伐り下げによる分泌中枢組織のリアルな挙動_バイタルサイン・生命維持の仕組みを明らかに。

コンテンツ:

①「伐り下げ」 敬遠される株下根元までの深度い木樵作業

② 「ホホのき」特異な鶯緑色材色・抗体の生成分泌を行う株下にある中枢組織

③  中枢の鮮明な細部変化_芯核・抗体の集中的分泌を可視化

④  樹体自重を支え、中枢を保護する靱帯組織「圧縮応力斜めシンバリ」

⑤  蘖ヒコバエ 伐り株 再生_活発な天然林更新

伐採から株の伐り下げ_トリミング、切削面のリアルな内部組織を初めて覗きます。

❶「伐り下げ」 敬遠される株下根元までの深度い木樵作業

立木を株下根元から伐採することがあります。南会津地方では、木樵は「伐り下げ」と言い、原木の長さを伸ばして玉切り_枘や蟻掛けの木口接合部を刻むために株下端まで余長をとるもの。大工職には、元木が伸びて木口ギリ寸法がチョイ助かる。

日本建築の小屋軸組工法みでは、梁・桁材の長さを少しのばせば、構造寸法に余裕ができます。トラック運送では、4mものまでは平積み車載できますが、山中の現場では別格の良材を構造用に特伐し、搬出していました。

「伐り下げ人工ニンク三倍でも勘弁」

芯央の正中面カット

 通常、樹木の伐採では、地上に伐り株が残ります。土中の根元基底部まで掘って伐るこはありませんから、根がらみの土砂小石で鋸刃がすぐに痛み、大汗をかき、大変な労力を伴います。

広葉樹の株下伐り下げは、地面を掘り伐り出す作業も大掛かりになり、鋸刃がガタガタになり、汚れ落とし・トリミング、養生手当て・乾燥まで結構な手間がかかるのです。

❷「ホホのき」特異な鶯緑色材色・抗体の生成分泌を行う株下にある中枢組織

優れた抗菌力のあるホウの芯央材色はどこから分泌され、樹体上層へ吸収して肥大成長するのか_その生命機能や分泌物の仕組みは、基底部から上層へ階層構造になり未知の領域です。

地下の見えない生命維持活動の重要な部分ですが、樹体内の脈絡イメージが生まれる鮮明な様子を捉えました。目をひんむく短い時間ですが、空気にふれると直ぐに濡れ色差はぼやけ、消えます。

 

「材色は、ケミカル成分そのもの」

 ホウの木の芯央材色は、特異な鶯ウグイスグリーンで、他に類似の材色樹種は見つかりません。この独特の緑色は「厚朴コウボク」と呼ばれる樹皮に含まれる薬理成分Magnolol と同様なケミカルと思料します。飛鳥時代から、ほいほい食べられないのでまだ深奥を囓る人がいないのです。鶯緑色は、特上・別格です。

苦いから、苦木ニガキの黄色成分とも共通する有機酸分子構造ではないかと考えますが、菌類・昆虫類を防御する抗体の滲み出る材色部分は、共通して苦い物質でした。

分泌された成分は、乾燥すると経時変化で濃淡コントラストが消え、伐採直後から段階的に変わります。各部位の形状や分泌経脈等は、生体組織を断層で立体的に可視化できる医療診断機器スキャニング装置を使えそうです。

以下、次稿に続きます。

ⓒ2023 , Kurayuki Abe

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木の総合学研究 2023  「ホウの木の株伐り下げ_地下の中枢分泌組織」

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