22. 二重枘(にじゅうほぞ)

枘をダブルにした枘型。10枚のほぞが入るので幅広のものに割り付けます。両斜めの二重になった部分で意匠を強調し、強度を保ちます。鋸挽き作業は、角度の変化が少なく大振りの単純な形です。枘型一口で四寸(約12cm)。類似意匠:紋章の重ね、「ダキ」