「木」とともに生きる「木」と健康「木」と医療木と人間の関わり薬用樹木

閑話休題 Sauna vihta の季節になりました。

阿部蔵之|木とジョイントの専門家

白樺の新若枝を束ね、乾燥して冬に使う「サウナビィータ体叩き」
乾燥保存後、水で戻しサウナ風呂内で体を叩き血行循環・肺機能をたかめる必需具です。
Finland では白樺採りが始まっているでしょう。
「To finns the sauna and vita birch switch mean a many sided emotional link with wood. The language of wood」

P1070808-1P1070840-1 P1070810-1 P1070823-1 P1070822-1P1070817-1

葉や枝樹皮に含まれるBirch Oil香油成分に肺心臓機能を活性化する成分がふくまれています。
キシラトールという医療用に使われる糖もとれる白樺の樹。

樹皮は昆虫・細菌・ウイルスにも耐性があり、倒木は内皮・木質部は分解されますが、樹皮は抗菌作用が有り残ります。油分が多いのでマタギや木樵は生でも燃え上がり、山中で火付け材に使うほど。

P1230085-1
森を歩き集め、枝整え作業中はもとより蒸散するアロマを集め深呼吸すると若返り増。
日本は温泉に恵まれているので使いませんが、白樺さんの薬理健康効用はたいしたもの。
北欧・ロシア系と日本白樺は、特に近縁です。北極圏から移動してきて南限ですね。
「白樺内科」も次第にバイタルサインなど研究エコ知見が増えてきました。

木樵の見習い少年より

 

ⓒ 2016 , Kurayuki, ABE

複製・引用・転載・模造・流用・キュレーションを禁じます。

▼ お気軽に一言コメントをどうぞ

次の記事: