閑話休題 日本一小さな恩方村の「勝負地蔵」上墨拓_御利益はあったと言い伝えあり 1712年夏の線刻碑
武州恩方村醍醐に密かに立つ線刻地蔵尊
めっぽう勝負賭事に御利益ありと伝わり
正徳二壬辰 九月吉日 施主五人 二尺五寸
杣ひとの楽しみは夜這い博打お伽話語り
表情がよいので上墨板すもいつしか忘れ
いよいよ賭事することもなく拓本は眠り
きだ・みのる著「氣違い部落周遊紀行」
舞台となった東京の遙か西端山奥にあり
カワセミ翔び鰍無く清流の麓 1712年 旧暦九月吉日
今、自然石線刻崩れ荒れ御利益ありの実。
南無名夢奈務
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