デザイン木と人間の関わり木の総合学木工

「木」と建築、室内・家具、クラフト、玩具・オブジェ、デザイン・構造・製造技術、教科に関する良書・ベストブック撰「Books to have, to be with wood」図書解説カタログの製作 1985 デザイン情報プラットホームとしての専門書ライブラリー構築記録 -1

阿部蔵之|木とジョイントの専門家

1985 年6月JSSD家具・木工研究部会「木と人間のかかわり展」(会場:新宿京王プラザ )をプロデュースした際、学生時代から懇意にしていた出展参加社書店の展示支援のために、所蔵しているライブラリーから「木」と建築・デザイン、家具木工関連分野の専門良書198点を選び、カテゴリー別に解説を付記して編集。撮影、版下全て内製。書評と推奨ガイダンスは長期の購入計画や販売継続にもつながりました。洋書と呼ばれていた時代です。

本に巡り合い、選ぶ楽しみがいっぱい詰まっています。書物はアイデアの原泉となり「本の重さ」は知識の重みです。床が沈み、本当に本は重い。

抜粋画像 pdf

http://kurayuki.abeshoten.jp/wp-content/uploads/2012/01/TokodoWoodBooks-AbeShoten.pdf

国内のデザイン専門職・家具・木工関係メーカー、及び教育研究機関に配布され、新製品R&Dを誘導したり、デザインワークを活性化し、海外の優れたデザイン・技術情報が産業界全体に拡がる時代を担いました。いわゆるアートデザイン洋書・雑誌がアイデアソースとなり、1985 年以後は斬新な内容の新刊が多く出版され、購入ボリュームは増大の一途。素材、玩具・オブジェ・クラフツ、職人技能や作家作品集が増えて収蔵本棚から溢れ出し、本の雪崩が起きるほど。

さらに、1980年からは第二次世界大戦前のクラッシック版・原書をはじめ、メーカー刊行物もデザイン資料として蒐集。同時に、入手出来ない稀少本は、現地の収蔵図書館や研究試験機関でコピーさせてもらい、簡易製本に仕立て。優れた本を手にすると、小職にはしっかり良い仕事が出来そうな嬉しい気分になります。

A4/43ページ ロストンカラー紙 印刷 2C

01 素材・技術

02 建築・土木

03 家具・インテリア・建具

04 芸術・クラフト

05 教材・教科書

06 玩具・遊び

07  その他 楽器・パッケージ・食器 等

 

後年には輸入図書カタログの別刷り「木工関連書目録」がつづき、多くのデザイン・技術本が販売されました。産業デザイン界の隆盛は、海外の情報リソースが大きく反映したものです。電子化・デジタル情報化が進む現在では、「印刷本」紙媒体は消えて新刊書が少なくなりました。本を買えない現役次世代は、ネット上で暮らし調査研究や創作にも困らないのでしょう。

建築・デザイン専門図書販売 株式会社東光堂書店の販売記録  1986 -1998

「新刊洋書通信」B5  1986 建築、インテリア・家具・木工・工芸・工業デザイン他

「木工関係書カタログ/ 追補」 1993 -94  165点

「木工関係書カタログ第3集」1995   279点       第4集」1998  230点

■基本図書館分類 (1985)

520  建築  527 住宅  529 建築 意匠 装飾

580  製造工業  583 木工業・木製品工業

590  家事  597  住居・家具

750  美術工芸  752  漆工芸  754  木竹工芸  757  装飾 ・デザイン 758  家具

200  歴史

380  風俗

500  工学技術

600  産業

*当時、日本国内のデザイン事務所、メーカーの設計部門に購入者が多く、洋書は美術大学や専門校のデザイン科、試験場、工芸デザイン指導機関にも入りました。輸入されたアートデザイン本価格は、為替相場に変動され、輸入販売コストは現地市価の三倍以上。現地へ出掛けるのも航空旅費は高く、最前線のデザインワークには斬新な海外情報図書が必要不可欠で、デザイン力は海外渡航歴、情報力にも比例したのです。デザインアイデアは眼から入り、手を動かします。

*1985年以降の出版物、ベストブックは後述します。

 

 

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