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最大級の香木 「姫子プリンセスパイン」樹齢400年立枯れ_119年生大径木の熟成・富貴化と芳香樹脂成分 |枝節に蓄積した抗体の供給、春夏期に仮導管繊維束層を造り、秋冬に柔細胞が肥大し眠らない姫子松と静止冬眠する朴の逆木理|進化を遂げた針葉樹体のもつ生命維持力を体の自然を回復するキュアウッドワーク  Insight 木の内科 -71

阿部蔵之|木とジョイントの専門家

「姫子松」別名「五葉松」樹形姿が女性的で美しく、盆栽庭木に最も賞揚される。南方の五葉松は、大木化しない。北五葉は太く高木となり、材質は狂いにくい。脂気あり、建具・彫物・高級木型材に使われてきたプロ用木材。

 比較的深い山の尾根筋・赤松林縁にあり、建具・建築材(檜代用)・彫刻・楽器、木型、船舶などに使われてきたプロ用木材でした。微細放散成分が2019年に分析されて、香木としての評価やオーガニック成分の重大な活用が見えてきました。コモンセンスとは逆の、ユニークな冬目の出来方から進化を識る発見です。

姫子松(五葉松)の特徴

① 樹皮が赤松に比べて薄く、内皮・白太辺材から脂分を吹き出す。

② 春夏肥大より秋冬目肥大幅が大きく、樹脂分を多く含む。

③ 春夏肥大成長は仮導管・繊維束主体。秋冬の成長幅は大きく、緻密な柔細胞が均一な材質に近いため収縮変形が僅かで狂いが少ない。上棟時に雨にあたっても青黴がつかない。半生でも使える。冬目肥大「逆性木理」は、観た事が無いので驚き眠れず、教科・学識役立たずでした。

③ 檜に近い大人しい材質感で艶・耐久性がある。

④ 刃物アタリがよく、彫刻材や狂いが少ないので半永久的高級木型材に使われました。

⑤ 枝節が芯に向かうと細る。フトコロが深い(赤松は逆で、芯央へ行くほど太くなる)

⑥ 生育地は、本州全域の比較的深い山の稜線付近で赤松林縁で群生はしない主な産出地は、会津山口、木曽、飛騨地方で、年輪密度・緻密さ、油気など材質の明らかな違いがあります。

  赤松(二葉)の特長を受け継ぎ、五葉二倍の葉着つき、枝張りなどに進化した樹体の様相があります。やがてDNA解析で判る。杉檜優先の植林地では、刈り払いされ実生の貴重な樹種が消えています。

⑦ 削り材には、強い芳香があり、江戸地代中期には「香木」の一つでした。

「香木類」 五葉松(姫子松)「和漢三才圖會」巻第八十二 香木類 五葉松(姫子松)に記載されています。

香木 54種

樅 柏 檜 柏槇 檜柏 イブキ ムロの木ネズミサシ 伽羅木 マキ 木皮仙柏 椹 栂 松 五葉松{姫子松) 落葉松 杉 肉桂(桂心 桂枝 きんけい箘桂) 桂 木犀

水木犀 木蘭モクレン 辛夷 沈香 奇楠(きゃら) 木密(シキミ)樒 深山樒 深山樒 丁子  檀香  降眞香 楠 くすのき 樟たぶ 樟脳 霹靂木 烏藥鵜藥 かい香(木偏に蘹) 必栗香 楓 鶏冠木 薫陸香 没藥 騏驎竭 きりんげつ   安息香 蘇合油 篤耨香 チクちょく香 腐る 龍脳香 阿魏あぎ 盧會 ろかい  胡桐涙こぎょうるい 扉木とびらのき 山礬さんばん 瑞香じんちょうげ

読めない当て字、現在では同定出来ない渡来名称もあります。

A.姫子松 400yrs.  小職の現場カット材作業

柴宮 入山辺西桐原  元口550mm   末口450mm  境内北斜面 枝枯れ衰弱で伐採

富貴化した400年モノ 芳香の塊です。

 B. 姫子松  140yrs. 岐阜県産 2003 年

最大級の香木厚板 910mm x 2016mm x 90mm

C. 姫子松 119yrs. 木曽地方 倒木埋れ木

枝節に抗体色素蓄積 最後まで腐朽菌に耐えて樹脂化して残る 枝節は貴重な生命維持物質の塊香でした。

 

五葉松(姫子松)指定名木 「津島社」南相木村中島区

  姫子プリンセスパインの自然乾燥材には微細放散成分があり、落ち着き・睡眠誘導・眠りの質、皮膚の回復を改善する研究データがありました。

精神的な安定やオーガニック・樹脂成分が多く、体の自然を回復する作用に注目し、キュアファーニシング™、室内環境調整装置として使い始めています。

「キュアファニッシング™」は、マキノウッドワークスの商標です。

 

収縮が少なく、狂わない針葉樹姫子松と広葉樹ホウの木の冬目肥大の逆性

常緑針葉樹姫子松は、柔組織が大きくなり夏までは仮導管繊維束層を造り、秋冬期に肥大が続きます。冬眠しないので、年輪密度差が均質に近い、収縮しにくい構造。

ホウの木は晩秋落葉時に静止、眠り続け、春迄動きません。微細な冬目ラインとなり、抗菌力の高い固有の緻密な樹体を維持します。

 ホウの木は、晩秋一気に落葉します。活動を静止し、眠り続け、春迄動きません。微細な冬目ラインとなり、抗菌力の高い個有の緻密な樹体を維持します。他の木々が葉を落とすタイミングより速く、一気に枝離れ。冬目は太りません。年輪幅はシーズン間の成長度を刻み、樹体の強さを造りだします。

それぞれ年輪密度が均質に近い材質ですが、一斉に葉を落とし冬目の造りを静止する、冬塲に眠るホウの木と、冬目を硬く強くしないで柔軟な肥大を続ける姫子・五葉松では、逆の仕組みですが、樹体組織をしなやかに、上手くバランスがとれています。常緑針葉樹と落葉広葉樹の本質的な違いが見えてきます。

 

 自然素材のもつ医療効果を活かす「キュア・メディカルウッドワーク」では、快適さをつきとめ、休息・睡眠を深める機能性マテリアルを見定めます。クリーンで疾病を抑えるだけでなく、体調を回復させ、安全な住まいを維持できることも見えてきました。未来世代にも無理をさせない、体の自然を取り戻す暮らし方なのです。

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木の総合学研究2020  「姫子・五葉松の抗菌・抗体、樹脂・香り成分」「姫子松の微細放散物質と枝節の樹脂蓄積と分泌移出」「木の香り微細放散成分を活かすキュアウッドワークス」「針葉樹姫子五葉松の生命維持作用潜性」「生命維持物質オーガニック成分のキュア・メディカルウッドワークス利用」「姫子プリンセスパインの治癒・オーガニック成分の生命維持力活用」

 

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