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香木微細放散削り・刮コソげ_逆勾配コケ鉋と「匙浚サラい抉エグり・カキトリ」をハイス鋼でリメイク| The remakes of scraping shave KOKEKANNA used for wood scent dissipative ingredents. |平滑に削る鉋から微細放散粉削りへ ハンドツールジャパン – 47

阿部蔵之|木とジョイントの専門家

香木ヒメコ松の微細放散成分は、αピネン類や酢酸ボルニルを含み、この芳香は睡眠導入効果と熟睡時間に良い影響をもたらします。

針葉樹の入節周縁には、脂・香り成分を多く蓄積して、抗体防御物質を分泌・発出しています。日本の針葉樹木は香木類が多く、伐採直後の生木状態より数年経ち、自然乾燥・熟成が進んでから切削すると木香は強まります。

立刃逆勾配のコケ鉋は、逆目をおさえ、被削面を美麗にし、1分・2分の刃角傾斜と筋違い拈ヒネり 7°− 8°をつけた 特殊な斜め刃です。

台入れは、斜め内側に掘り込み、削りガタ・ビビリがなく、刃身を咥えるように仕上げる高度な熟練技が必要です。

■仕様

・立刃逆勾配1分コケ・筋違い 8° 斜め刃

ハイスHSS刃40mm /兼房株式会社製_表面処理:パーカライジング仕上げ

・本刃付け・台入れ名工 : 青山鉋店青山駿一

刃幅 40mm x 丈68mm x 厚み 6mm – 4mm ( 刃先38mm)刃先角30°

・白樫台 :追柾粘り材   台裏段ツキ

台寸法:幅 55mm x 厚み 32mm x 長さ165mm   総重さ355g

特注限定制作  1996年

(逆2分・筋違い斜め刃も同時制作)

■ハイス鋼匙浚い抉り・かき取り_HSS平角材13mm x 3mm x 250mm (首オリ刃角四タイプ)

手打ち鑢名工 岡崎喜久治作 1999年(岡崎鑢製作所 高岡市)

文化財修復・保存、漆木地、工藝品制作用に誂えました。逆目直しや汚れ・異物とり、表面剥がし、下地調整、掻き取りにも重宝_奈良の修復師には大いに役立ちます。

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http://kurayuki.abeshoten.jp/blog/28064

・岡崎喜久治 名工手打ち鑢 ベストハンドツールコネクション-1.

http://kurayuki.abeshoten.jp/blog/3315

  少し前まで、木の手仕事では、穿ち削る作業に香り立つ天然素材に曝され、体によい快適な時間を過ごしてきました。便利な合成化学工業材料が開発されてから、残捨て_有害物・ゴミが沢山出るようになったと感じます。美しい端材や落としも大事に使い回してきたのです。

枝元・入節・赤身の経年変化_寝かせ斜めにする刃角調整

 

 樹木が身を護るために生成・分泌したものが動き、内部から次第に滲みでて樹脂化していきます。枝元・入節周縁には、抗体・治癒を施す組織変化が顕れて材質が曲がりくねり、構造強度を支える圧縮_引っ張り、チジミがはいります。

 綺麗に切削するためには、立刃鉋の刃角度を逆にねかせ、さらに斜めにひねる台入れをして逆目・バイヤスを抑えます。寝かせ斜め刃にすると、刃当たりや切れ味がよくなり、緻密な堅木類や節回りにつかわれる逆勾配の「コケ鉋」を琴・三味線職は常用してきました。

木材の表面をこすり殺ぐ、コソゲ・スクレーパーと同じ極薄削りになり、削り華は微細で粉状になります。専門職は「舐める」程度という表現をしていました。

再活杢材の資源有効活用  Reclamed Wood という捉え方 /  先駆的なエコティンバー社CA.のアプローチ

 古材は、経年変化で脂分泌が凝縮し、油気や木香が強まる傾向を見てきましたので、再生古材のマテリアルバリューが高い評価がでることも関心事の一つです。 「Reclaimed Wood」は、引き取り_お呼びがかかる再活用木材という意味ですが、表面だけ傷んでいるので、削ればリフレします。

2001年、Berkeley CA.にECO Timber社(Heintz旧工場建屋)訪問して以来、環境資源重視の産業へシフトすると予測していましたが、経済成長下では再活材はあまり見向きされず、ニューマテリアル販売がつづき、ビジネスモデルは頓挫しました。訪問時は、これからの木の仕事が開けると感じました。

その後、日本では古材バンクが動き出しましたが、保管移送コストは見えないだけで商品体裁を整えるまでの手間暇が際限なく、理念と実務経営はバランスが難しいものがあります。

 古材は、経年変化で脂分泌が凝縮し、油気や木香が強まる傾向を見てきましたので、再活用材のマテリアルバリューが高い評価がでることも関心事の一つです。

ⓒ2022 , Kurayuki Abe

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木の総合学研究2022 「木香微細放散材の切削工具」「伝統木工具鉋類のリメイクとキュア・メディカル最新の用途へ」」「Reclaimed Wood 引き取り・お呼びがかかる再生材という再活カテゴリー」

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