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「墨壺・朱壺の墨糸おさえ一体化イノベーション_しなやかな手の動きで演奏指揮の振り付け様リアル| The unique modification of finger-string hoiding in ink-pond works on like playing an instrument, and then line marker are simplified with synchronic motion. | 千年の継承、21世紀の墨つぼモデル改造_まさしく「ツボをおさえる」重要なジョイントの開発 ハンドツールジャパン -58  

阿部蔵之|木とジョイントの専門家

墨差し・墨糸押さえ無し_使い易く、自作できる現場の工夫_墨切れがなく、安定して精細な墨付けができる。ベテラン大工職小岩 岳の斬新な改造アイデア_ 手巻き糸車で「軽子」針が顔面に飛んでくるヒヤリはない。

墨糸おさえは左手指だけで操作でき、動きはしなやか_巻き戻しは、手動で猿子は暴れず、安全で身体動作もゆったり。手工具は、安全第一_使い捨てしない、身体になじむ伝承木工具の改良発展が望ましいのです。道具は人なり

 

 

 長い職歴では、プラスチック自動巻墨壺も現場作業で使いましたが、木造建築ではどうも使いにくく、元の伝統型に戻りました。墨差しで墨糸を押さえながら引くのが両手使いになるため、片手で操作できるように親指で墨糸押さえバーをあて、糸車軸に一体化して回手カエデを無くしたもの。車軸も活かした合理的なシンクロモーション架構です。

この機構は、歴史的な機構モデルチェンジの考案に繋がります。公知にして広まるのが賢明と考え、模倣許可をお願いしたところ、ご快諾いただきました。謝恩にきます。   2008年4月1日 安曇木材内  小岩工務店刻み塲にて収録

刻み現場で、はっと気がつく見えてくる熟練技能ノウハウ

 木の内科サンプル製材作業中に、隣ではっとするプロの大工道具に遭遇_直ぐ様、記録させていただきました。墨壺の動きはしなやかで墨糸指押さえが楽器演奏のように見えます。 1000年の墨糸押さえ、墨差しの手順が変わりそうです。模倣OK許可快諾をいただきました。曲げるアルミ棒材は、軽く直ぐ使い_お試しあれ。

■「軽子」の間違い_自動巻針の飛び暴れ、欠陥不具合も「パーフェクト壺」流行りデス

プラ墨つぼ自動巻「軽子」針は、戻し解除すると顔面にも飛んできます。二度危ない目にあうとプラ墨つぼが怖くなり、墨漏れ、墨切れ、ブレにもうんざりして遠ざかりました。モデルチェンジが続き、四台も買うと「パーフェイク墨つぼ」じゃね。成形品は、劣化して自然崩壊していきます。

■「軽子」ま違い

 「かるこ」の名称は、和漢船用集 巻十二 工匠之具に「墨差し・墨斗」が記載され、解説文には糸を操る「差し錐」を「かるこ」と云う」とあります。(和漢船用集 「工匠之具」 巻十二  文政10年 1827 )一時的に止める假子、ぴょんぴょんと跳ね動くので「猿子」のイメージから転訛したもの。

李朝墨筒には、糸口に猿面を彫りくわえる作品がありますので、次稿で史料を記載しますが、明治時代は、「猿子 假子」といい、敗戦後の大工道具問屋型録に「軽子」と印刷されから、模倣品はみな表通りにいます。

指図を読み、寸法を記憶し集中力を必要とします精細な墨付けに、眼帯防護ゴーグル着用はうっとうしい。夏は仕事に成りませぬ。

人づての仕事と情報は、確かな繋がりジョイントを創り出します。

 

■ 多面体建造・木工技術者のコメント:

手巻き墨壺は、必需品でプラ墨つぼ手巻きを使用していますが、プラ墨つぼ自動巻は故障や誤差が多く、使いづらいと感じながらも使用している状態です。やはり伝統的な手巻き墨壺がベスト_伝統的な墨壺、墨差しは後世に残すべき大切な技術と心得ています。 20230710

更に続きます。More in next.

ⓒ2023, Kurayuki Abe

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木の総合学研究 2023  「 21世紀 墨つぼの改造・モデルチェンジは続く」「マーキング刻み現場から生まれる工夫」

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