クラフトフェアロゴ入りオリジナル Tシャツ・1992 制作費を全額支払わない背任・ブラック運営の結末記録
CFM 30周年、歴史を刻むオリジナルロゴマーク、多様性を文字でデザイン。ユニークなデザインを再評価したい。
1991年、木工作家大竹工房 大竹 收が松本クラフト推進協会 会計担当になり、運営資金が乏しい実情を知って何か収益につなげてクラフトフェアを盛り上げる楽しいモノを創りたいとTシャツ制作を企画。
1992 年、代表運営委員の蒔田卓坪は「楽しくていいね!」と賛成。三谷龍二は「推進協会の仕事ではなく、出展参加者のプリント売り上げが減る」とナンセンスに反対。
ロゴデザインは部外者は使えないし、オリジナルグッズですから、競合は有り得ない。大竹は、販売責任を引き受けてTシャツ制作に入りました。後で嫌がらせの費用不払いがおきました。
制作
会場で販売するためCrafts Fairのロゴマーク入りシルクプリント加工。版下・ ネガフィルム制作は、AQ Designが無料引き受け。当時は、デザイン案をトレース墨入れ、版下から製版カメラで撮影してネガフィルムを起こすアナログ式です。プリントカラーは5色刷り、(クラフト作品カテゴリのイメージカラー)、大竹案(大文字グリーン)と阿部案(大文字鶯色)の2タイプをプリント。サイズは首回りM(38-40)、L (42-44) 100% COTTON MADE IN USA 、 細番手の上等品。
オリジナルグッズの売れ行きと売れ残り不払い事件_買い取りストックの経緯
CFM Tシャツ制作外註費不払い事案
物販収益をクラフトフェア運営費にしたいという意図は、最後は、うまくいきませんでした。売るための工夫、ロゴマークのカラーリングをあれこれ検討して楽しむことが出来ましたが、在庫を買い取り、メンバー役員の争いとブラック協会汚名を防ぐ判断をしたのです。以後、T- シャツや推進協会グッヅ販売はありません。
Logotype Design 仕様、記録
Crafts Fairのロゴデザインは一志真也氏の作品。クラフトの多様なカテゴリーをイメージアップさせる文字構成はグッドデザインです。1987年作成 フェアー広報冊子表紙タイトルに使用。連絡ノートや張り紙、書類フォーマットがないので、1988年、事務局用箋に使うためレターヘッドを版下作成・印刷して寄贈 仕様;231 W x 236 mm L 罫線入り、無地 上質紙・アート紙75K インキ色:PANTONE 468
原版・ネガフィルムの保存と活用
着古して雑巾になっても色は落ちません。品質は良いのです。
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木の総合学研究2014 「CRAFTSFAIRロゴタイプ」「グラフィックデザイン」「木のクラフト」
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