「木」とともに生きる「木」と教育「木」と遊びキコリ杣仕事巨樹見学紀行木の内科林業・森林の仕事

ここは森の学校・博士山_オヒョウ楡大木伐採現場見学会_雪がくる前に奥会津晩秋の「山と木の集い」陪席|The big tree felling excursion_Native forest school hinterland AIZU at Mt.Doctor.|既に有能な若手が取り仕切り、有望な次世代も育ちはじめています_木と人間の関わり2023晩秋

阿部蔵之|木とジョイントの専門家

木樵杣職もわからない樹種なのでノコノコ陪席_遠来のゲストや親子連れ、写真家・木地師夫妻など大勢で伐採現場立会い。現地でオヒョウ楡と判明_元木径95.5cm・外周3m、樹齢125年生峯張りの若木でした。太いオヒョウ楡峯の立木は、珍しいのです。

危険とは何か、プロの現場で安全行動やリアルな技能・指導を学び、生き物を尊重する心と身体を育みます。身のこなしが先にあり、感覚が刻まれ、学識はあとからついてくるものです。

子供達は伐り口から滴るの滲水をなめ、オガコを集めて木香微細放散や抗体分泌を感知して、木の内科体験をしました。この時期、葉を落として水を揚げは止まり冬の眠りに入るのですが、伐り口から未だ樹液がでており、気象変動が現れています。

子供達は、直ぐに遊びをみつけます。昔は「ターザンごっこ」「丸太のり」、太古の樹上暮らしの遺伝子の記憶が動き出します。

木を伐る仕事の一部始終を見学し、触覚・視覚・嗅覚・味覚も身体記憶でしっかり覚え、リアルな学習時間となりました。遊びの中に自然体験があり、プロの伐採現場立ち合いも交じり、目をみはるシーンがありました。親子で共有できる自然林経験は得がたいものです。

作業班 2023/11/04

■ 杣頭 五十風 馨

・統率段取り  岩渕良太

・伐り子空師 五十風健太

・元伐り手許 田澤一也・西 恭平・小荒井勇人・二瓶到隆・鈴木裕太

・まかない 清水健司

協力:アイパワーホーレスト(株) 菊池林業  佐久間建設工業(株)

 

 柳津町博士山南山麓の自然更新林は、ほぼ120年周期_蘖ヒコバエ、実生で人工植林しない自然更新林相です。120年前に伐採して回復した自然林ですが、この博士山の向こうは、三島町圏志津倉山大谷・浅岐「栃の王国」につながります。

奥会津巨木伐採見学会は、源流の自然林樹木踏査(2007−2010年)からはじまり、「キコリが語り出す山仕事」「栃の王国踏査」から「巨木・伐採見学会」製材見学頒布と続いてきました。

一連の記録ファイルは、沢筋でまとめてあり、巨木が残されている学術研究自然林として貴重な地域です。熊のテリトリーで何度も見掛けました。深い入山沢及び周縁部は、マタギの案内が必要でしょう。

 山の上での暖かいドン汁は、また格別。再生品利用ロケットストーブは分解でき、現場移動で簡便です。自然の営みに浸り、充実した時間を過ごし安全に下山しました。旧友、無報酬のスタッフメンバーに感謝しながらの特別な一日でした。こうして世代間の経験や技能伝承が進みます。

森の学校  2021 – 2023 夏

刃物の扱いを覚え、体力や免疫力をつけ、幼少期の身体記憶は感性を獲得し、知力も育みます。今回登場した少年は、普段から木の仕事塲にいて周りのプロも関わり、基本を学んでいます。

二人は刃物を使い、片付け手伝いが出来ます。学校では、ナイフ・鋸は禁止_とうとう木工訓練校でも機械刃の扱いを訓練生にやらせない事案が起きています。指を飛ばすから。

鋸・鉈・斧・鑿は、凶器扱い_刑務所木工作業指導員のクラスメートは、おそるおそるの日々でした。現場で怖い鋸喧嘩_傷口は塞がらない刃物沙汰は、とうの昔話です。

 幼少期に暮らしの中で労動を覚え、成長していきます。基礎体力・免疫や生きる力をつけてから、知識と学業はその後に上書きされるが順当な成長であり、順處するもの。大学を出てから「森林業Bアカデミー」で木を伐るのでは、十数年の手遅れ_感覚の柔軟性は損なわれ、体が動きません。若年で覚える基本動作や技能の本質をお忘れですか?親方筋をひくのも重要なことです。

ⓒ2023 , Kurayuki Abe

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木の総合学研究 2023「木と人間の関わり_伐採現場作業体験」「木樵杣職は、現場で有り難く、楽しく、安全に次世代伝承の方策を講じている」

 

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