「木」と政治「木」と教育「木」の高等専門校林業・森林の仕事

「林業アカデミー」ブレークアウト_職業訓練校名をアカデミー(学士院・権威団体)シリーズとする仰天ネーミング「世界気絶級」_2001変異株Bの感染拡がり_時限パブリックコメント2021 夏|Spread out a fainting name of Forestry Vocational Training School as” Forestry Academy” A public comment in Japan 2021 |「木と教育」「木と政治」−3

阿部蔵之|木とジョイントの専門家

福島県農林水産部林業振興課 御

「林業アカデミー」 ネーミングにつて

冠省、失礼します。

 数日前、三島町の林業・ウッドワークに従事している若手から「林業アカディミーふくしま」開校準備が進んでいることを知りました。

 小職は、1985年以来、木の大学講座を開講し、林野庁販売推進室とのコンタクト、林業講習所講師や岐阜県林政部木の国大学プロジェクト(1986-2000)・森林組合講師や林政部幹部職員研修、富山県林政職員研修等を担当して参りました。

 木と人間の関わりから、実際の現場で使い物になる知見や技術を実学として「木の内科」「ハンドツールコネクション」等々、多くのカテゴリーにまたがり、最先端のコンテンツを継続掲載しております。林業の現場から製品材・木工、見えない木の力_抗菌・メデイカル作用まで_総合学域として考究しております。

 先に岐阜県林政部所管の林業専門人材育成校のアップデートを提言するとともに、立ち上げに関わり、各国の訓練プログラムやテキスト、専門図書資料収集を続けて参りました。同時に、専門技能スクール教科内容編成など、森林系専門校」のネーミングについても学域とその方向性に強い関心をもっております。

今回、福島県の林業政策実施に寄与貢献できる範囲で 知見を述べたいと考え、重要な時期に 先行業務経験者の パブリックコメントとしてアプローチするものです。 頼まれない_呼ばれなくても、事案を懸念し、大きくブレークする前に具申したいと考え、関連資料等を添えます。

 岐阜県林政部プロジェクトでは、林業分野のアップデートを志向して岐阜県木の国大学「木とデザイン」「木と健康」「木と産業」「木と未来」の総合学域を取り込み、岐阜県林業短期大学校の発展的改組を準備して「森林文化大学校」の教科内容と編成作業を指導教職の人選に入る段階まで進捗していました。

途中、それまでの主務担当者が替わり、地元ベテラン技能者を指導教職にする基本構想を既存の著名な人物にする逆の人選方針となり、実務担当者は外され、名称は「岐阜県森林文化アカデミー」となったのです。

 最近では、イメージが良く経歴かっこいいから応募も増えて、注目されるようになり、岐阜県「国際たくみアカデミーシリーズ」として「自動車整備科」、木工訓練校を「アートスクール」に名称変更して現在に至ります。 生徒の応募は、都市圏から次第に多くなりました。「アカデミーシリーズ」には驚きますが、開設準備以来、20年が経ち、総合学域を取り込む類似の森林系実務訓練校は、未だ設立されていません。

ブログ拙稿では、当初からの教科編成骨子や付随業務、及び この間の経緯などを記載しております。

ご閲覧いただければ幸いです。

①「卒業したら学校おさらばではない「森林系大学」への世紀末アプローチ|「木の総合学域」を取り込む高等専門校の設立準備提案 1996 |岐阜県立森林文化アカデミー実現過程の記録| 「木と教育」「木と政治」−1  http://kurayuki.abeshoten.jp/blog/29428

②「木の総合学域」を取り込む森林系高等専門校設立構想アプローチ|「森林文化大学校」(現:岐阜県立森林文化アカデミー)設立前の岐阜県林政幹部職員研修_コンセンサス形成のためのガイダンス資料2000    総合知を導き紡ぐエッセンシャルワードかき集め 好感度イメージアップをはかる|「木と教育」    「木と政治」-1  続   http://kurayuki.abeshoten.jp/blog/29561

 他

先例現行

・岐阜県国際たくみアカデミー Gifu International Takumi Academy英語  /  Internationale Takumi-Akademie Gifu ドイツ語

・岐阜県立森林文化アカデミー Gifu Academy of Forest Science and Cultu /   Gifu-Akademie für Forstwissenschaft und -kultur

今回の中核技能研修校

・林業アカデミーふくしま      Forestry Academy Fukushima (FAF)英語 /  Akademie für Forstwirtschaft Fukushima {AFF)ドイツ語

・林業技術訓練校ふくしま      Forestry Technical Training School Fukushima(FTSF) / Technische Ausbildungsschule für Forstwirtschaft Fukushima  (TAFF)

・林業技能専門校ふくしま         Forestry Technical School Fukushima  (FTF)orstwirtschaftliche Fachschule Fukushima  (FFF)

 最高権威である「アカデミー」の意味を知らないままに使うのは禍根を残します。新しい好感度のイメージを付与したいという意向は強いと拝察いたしますが、むしろ「森林系技術高等専門校ふくしま」に落ち着くと付随した専門領域も取り込まれてくるのではないでしょうか? フィンランド大学では「森林系専門コース」です。

斬新で好感度の高いイメージは、愛称やシンボルマークデザインとともに、十分可能と考えます。

 いずれにしましても、学業だけではなく、現場で活躍でき、取り仕切れる人材が望まれている時代です。指導側も現場で バリバリの実力メンバーが耀くと想像しています。既に有望な次世代を微力ながら育成支援して参りましたので、頭角を現すのも間近でしょう。

 2007年から三島町浅岐入山沢自然林の巨木調査・伐採製材見学イベントを長年サポートしてきましたので状況が好転し、機会がくれば福島へ足を運びたいと考えております。

現在のコロナウイルス蔓延下では、遠隔地からお伺いするのも難しく、書面にて専門職としての所見をお伝えしました。

                            2021 年8月11日

 以上

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附記 :2021/09/ 08  _ 2023/1101 追記

林業は伐倒に始まります。受け口を間違えると転倒・錯倒し、下敷きになり卒倒気絶します。「アカデミーシリーズ」変異株は、20年前に岐阜で森林文化大学校工事現場で現れました。抱腹絶倒するだけでなく、この変異株Bに感染すば、”B_academy” になりかねません。アカデミーは、シリーズ化できるものでしょうか。

応募してくるのは、訓練指導を受けるズブの素人です。研鑽された学術の威光_犯しがたい威厳はどこにありますか?

名刺肩書きに、「Forestry Academy」とあれば、ドイツForest TAMTの森林官はひれ伏すでしょうか? 最近、「森林科学アカデミーForestry Science Academy 」と言い出し…愕然としました。

所管は林政の一部門であり、正規の学校教育法制とは異なる地方自治法による職業訓練プログラムですから、学校法人の設立認可や商票権は確立できないのではないかと思料いたします。

過日、訪問した高山木工アートスクルールでは、入学履修の申込みが増えて順調なので、県職は美濃校自動車整備科もアカデミー「匠リーズ」として行くとの説明を受けました。「匠」タクミは、最高位のプロであり、練達の人物を意味します。匠は、尊敬され高度な技能をを身につけ、指導する者であり、尊敬を勝ち得る長い時間を経て到達するもの。「たくらみ」の間違いでしょう。

補助菌・向腐菌がまわると手遅れになりますから、深手を負う前に気がつかれますよう_支援・助力もやぶさかではありません。ネット検索してみましたら、既に岩手・青森・大分へ拡がっていました。abe

 

附記 : 2021/12/29  仕事納め

・パブリックコメントをおくりましたが、8月から 応答がないままです。行政文書には、文書はもとより、eメールも該当するのですが、廃棄されず記録されているのでしょうか? パクリ弥縫策ビボウサクでは、政策破綻を拡げます。abe

・2022/04/17  返答はなく、開校は進んでいるのでしょう。

・ 2023/11/01     返答はなく、書面は読んでいないようです。

木の総合学研究2022  「森林科学アカデミーから林業アカデミーへのまやかし」

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