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閑話休題:「枝打ち達人・万博世界木登りチャンピオン山本總助師の手指発達」専門職の手はもの凄い 

阿部蔵之|木とジョイントの専門家

指先中節・末節が発達した凄い手指で幹昇り_枝つかみ、鉈ふり鋸挽き_指先力は強大。達人の手指は並外れたもの。

ぶり繩一本で昇り、リスのように幹を降りる至難の技・身体機能に圧倒されました。

木の大学講座 講義記録-2.から_ 第四期1989年 成夏

小職の指と比較して2cm長い

 枝打ち卓越技能者・木登り世界チャンピオン_山本總助師が構築した良質材を造る枝打ち技術を極め、現場で使える育林テクノロジーの普及指導で今須林業に多大な貢献を果たし、後進の指導を嘱望されていた碩学の人でした.

岐阜県森林訓練校の再構築_学科編成作業では、指導職の筆頭候補でした。

森林系多能工の第一人者で、実際の現場指導と学識をともない、見習うべきは、

技能を高め基本原理を導き相伝する立ち居振る舞い_総力量と受け取りました。

旧盆、十数回忌を迎えます。

総合学域を取り込む森林系学府の専門職として活躍される前に、欅枝渡り枝折れ。雲客となってしまわれ、重要な先達規範が立ち消えたのです。

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木の大学講座 講義記録-2. 第四期1989年|枝打ち卓越技能者・木登り世界チャンピオン山本總助の森林育成・管理手法|多能工先達が構築した「良質材を造る枝打ち技術」現場で使える育林テクノロジーの普及指導は、日本林業に多大な貢献を果たし、森林系専門職として嘱望されていた碩学の人でした。

http://kurayuki.abeshoten.jp/blog/29362 

 

 大工棟梁工匠に成るには、親指末節が短く、手工具を器用に扱えるものが素質あり、手指を視ればその人の素質や暮らしがわかります。

 混みあうJR電車内で隣つり革握り手を視ていると、ほとんどの人(女性)は手をよけますから、有らぬ目線を感知出来るし、化粧出来ない部位ですね。近年の選虚では「汚い手」をみられるので、ミンナ白手袋をはめているのですね。

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木の総合学2023 「森林系総合学域を拓く多能工_卓越技能者の身体機能・先導規範」

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