「木」とともに生きる「木」と環境デザインの目樹木調査環境

高圧送電線電磁波にのけぞる赤松林樹姿 鳥獣保護区樹木のダメージ・苛酷な被圧反応から見えてくるもの

阿部蔵之  2017年6月18日(日)

中信北信特別高圧線 154,000V 目には見えない高い磁力線が発生しています。隣接の立木は電磁波を感応して、苦しいので離れようと北側に仰け反り、送電線にそって忌避樹形となりました。50年を超えるハイ電場のジワジワ苦難の […]

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デザインの目伝統文化工芸

閑話休題 人生の師 「とうふ」 京都豆腐組合選 日本一旨い豆腐の品評 富成伍郎商店・食のクラフト名詩

阿部蔵之  2017年6月14日(水)

とうふとうふー 20120310 長年、この豆腐屋さんの前を通るときは必ず立ち寄ります。 ある日、創業爺さんが入り口に架けた詩額をみて さすがの達人仕事、豆腐哲学に感動。爺さんに話しを伺いました。 人生の師「とうふ」 信 […]

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「木」と芸術「樹木イメージ・図象」デザインの目木花・木の実

Amok Island 壁画作品_モチーフ題材が触発する画家の創作イメージは、呼応するふさわしい場所に惹きつけられる 「Lucky subject choice」in Matumoto 2016 松樹の壁画アートまつもと市中

阿部蔵之  2017年6月10日(土)

溢れる才能の画家は、頼まれないのに自らでかけて説得し、描きたい題材を最もふさわしい場所に作品を残して立ち去る。松は、縁起よく神の依り代、目出度いということも知らず。 招請も報酬もなく、そこに出かけ、自から手を下すというア […]

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MT マテリアルトリートメントジョイントシステムデザインの目ハンドツールコネクション修複・保存工具・刃物工芸木工

日本の木工圧締具「端金ハタガネ」は、あまり大事にされない端役も寸前で無ければ困り慌て、仕事は進まない。クランプとは、ひと味違う半端ではない係止締め付け機能をユニバーサルデザインから再評価  ネジ締め付け・カシメジョイント機構のベストハンドツールコネクション-16

阿部蔵之  2017年5月17日(水)

Jハタガネは、嵌め合わせ・締め付けから外しまで素速く係止、仮締めも即座に外せ、締め直し後もアジャストできる。修複・組立てに便利で丈夫で能率的。平型コンパクト、収納場所を取らず、強引につぶすような力ずくトルクではなく、ほど […]

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「木」の道具・工具サミットワークデザインの目工具・刃物工芸木工

「極大・大玄・小玄・豆」名鍛冶 幸三郎作玄能 別格ミュージアムクラス に「柄物」卓越異能 柏木 圭 の白樫柄付けアートワーク2004  ハンドツールコネクション-11

阿部蔵之  2017年1月14日(土)

「鉋裏、玄能をみればその人のスキルと気質がわかる。」 玄能の傷み方で現場タタキ仕事が多いのか、精密で綺麗な手仕事をしてきたのか一目瞭然。仕事にあわせて使い別ける神経の行き届いた工人ならば、損耗が激しい道具にもその性格が顕 […]

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MT マテリアルトリートメント「木」とファッション「木」の皮膚科「木歴・木録」デザインの目木の内科自然の造形

ウリハダ楓若衆の魅惑的アールデコ 樹皮裂傷治癒被覆と抗体放散オペ Insight 木の内科-27

阿部蔵之  2016年10月21日(金)

 貼りつけた箔菱象嵌のような装飾模様班を描き、グリーンコントラストで華麗に装う18才。樹木も若い時にはファッション・おしゃれを楽しみ、目立ちたい着飾る青年期があるようです。幼樹から100年大径成熟までのステップ変化は大き […]

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「木識・木学」デザインの目工芸日本の自然色木と人間の関わり

「モアダ」シナの木内皮繊維採取 奥会津山里の手編み再生循環工芸 – 草木自然繊維・地上の美質 MOADA Basketry

阿部蔵之  2016年8月5日(金)

古代から現代まで永続する樹皮自然繊維の工芸利用は、時代の流行にあわせてモダンなECOイメージをまとい、山里クラフトムーブメントを牽引。編み織り手仕事の魅力がハイライトを浴び、ネイティブな暮らしの技が次世代へと引き継がれる […]

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「木」と建築「木」と環境「木識・木学」デザインの目日本の自然色自然の造形

足長蜂・雀蜂 のハイセンスで個性的なECO造形_楢・栗・白樺樹皮御用達 「蜂」と林縁樹木のかかわり

阿部蔵之  2016年6月27日(月)

 毎春、梅雨に入る前に巣作り完成、子育て開始。迷彩模様にして簡素でモノトーンや縞・波紋と多彩。それぞれ独自の形・色分け造作内装。樹種素材調達はお好みあり、ナチュラルカラーコーデイネイト。作風は異なり、それぞれ格好いいのを […]

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ジョイントシステムデザインデザインの目工芸木工

アートクラフト金属工芸表面加飾技術_レシピ付き工房ワーク ベストブック-1. 家具デザインのためのハードウエアー設計技術資料

阿部蔵之  2016年6月3日(金)

ハードウエアーまで自作すると作品の完成度は高まり、制作者のセンス・資質は細部に宿る。作風は雅び、オリジナリティ・完成度は自ずと高揚する。 クラフト作品に市販の既成品をつけると量産工業製品イメージにひきずられ、手仕事の良さ […]

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クラフトフェアデザインの目工芸

クラフツ作品発表の場・好ましい展示構成を観る目 造りたい意欲、売れ筋を意識しないスキルは才能を感じさせ説得力となる。CFM 2016・続  C/R 工芸家育成アワードの選考基準

阿部蔵之  2016年6月2日(木)

 クラフト展示・造形作品に値段タグをつけると、作品は商品イメージとなる。観賞対象を品物選び買い物に変えてしまう。出展を出店と間違えて。 売るための展示構成ではなく、自作をアピールして視線を集めていた幾つかの小間が目に止ま […]

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「木」とファッションクラフトフェアジョイントシステムデザインデザインの目木工

クラフトフェア 31年目のベスト展示構成 仮設基本構造とKD組立什器デザイン ベンチワーク日野 健の独創 ジョイントシステム-26.

阿部蔵之  2016年5月16日(月)

 CFM31年、クラフトステージ裏方サポート、展示構成の実作に滲み出る才能は、公募審査こぼれ選外でも姿・足跡は刻まれる。多くの展示・什器の並ぶなかで、既視感がなくハットする斬新なアイデア、秀でた造形力は稀少。作品制作が精 […]

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「木」の文化ジョイントシステムデザインの目伝統文化工芸木工

國政流組手イノベーションと秘伝相伝-7. 「重力に反し、木目に逆らい、コモンセンスを否定する物理的に不可能なジョイント逆枘と変形枘の系譜」KUMITE 著作・出版 (初版) 木のジョイント-25.

阿部蔵之  2016年4月25日(月)

Defy gravity, defy grain, defy common sense, absolutely physically impossible joints to prove that a human bei […]

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デザインの目伝統文化工芸

「アートくらふと」Art and Crafts 淡短後論 2016

阿部蔵之  2016年4月12日(火)

「初めから芸術ではない 後からアートになる」 古より、人類は豊になり祈りや生活文化が蓄積すると、まとめたり修理したり作り替える関連専門職が発生してきます。工芸品は複数、同じ物が作れるがアート作品は単品、オリジナルのみの違 […]

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デザインデザインの目ハンドツールコネクション

閑話休題   Swissの名作デザインGedess UFO 宇宙船カプセル  見たことありますか 使ったことは?  

阿部蔵之  2016年3月28日(月)

Industrial Product Design の歴史に残る名作ですが、デザイン雑誌にも取り上げられず、日本では知られていないコンパクト芯研器 Gedess Quick Lead Sharpener  Swiss M […]

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「木」と産業「木」の道具・工具デザインの目工芸木工

クラフツ志料 – 2  車大工・車棒屋の大八車輪 1996 工芸松本_安曇野メモリー

阿部蔵之  2016年2月15日(月)

 一目一品で職業がわかる作品看板の職住一体型、常時顧客対応の町中工房 2丁目の夕日を浴びていた賑わい時代を象徴する機動クラフツ、街角の記憶です。  そこに存在している意味やメッセージに気がついた時、通りから中が見える仕事 […]

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デザインの目工芸木工

クラフツ志料- 01.手仕事屋きち兵衛・彫り入道 1997 工芸松本メモリー

阿部蔵之  2016年2月8日(月)

「木の工芸と音楽の創作」彫刻もミュージックも同じ彫り刻むハーモニッククラフトの才能から 「手仕事屋きち兵衛」木彫工芸店の在りし日。鑿看板の意匠が解りやすくストリートランドマークでしたが公的な記憶がありません。工芸文化都市 […]

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「木」の文化クラフトフェアジョイントシステムデザインの目工芸木工

デザイン・アート化の偏り、遊びの造形軸からシフトしていく先にあるもの-2. 上質のスキルを魅せる実作・個展の場 クラフトフェアの本来・未来

阿部蔵之  2016年2月1日(月)

技能習熟は、学歴が邪魔しない瑞々しい若い内に。芸事は生まれる前から、ミラノ座のオペラ歌声は三代遡る。中国色絵磁器・赤絵は三代にわたり綺麗な赤を出すために絵具を磨るという。 大学院を出てからコウトウ技能訓練校に入る現象は、 […]

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デザインの目伝統文化工芸木工

「さしもの」戦場旗指しから「細工」火消し「纏」へのトランスフォーム

阿部蔵之  2016年1月25日(月)

戦国武将の旗挿し(指)物から町火消し「纏」へ シンボルの意匠・造形伝播と語彙ルーツを辿る 「指物」の語源は、戦国時代の「旗挿物」が「旗をさす= 指ス・差ス= 細工する」へと転意したもの。 戦国時代、戦場で用いられた小旗や […]

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