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「好感度自然素材」「日本木工院」「木」と食「木」の文化「木」の道具・工具「木の力」恩恵伝統文化工芸日本の自然色木工

60年余り蔵にストックされて富貴化した 本漆布目溜塗り「夲トウ膳」|正調の手仕事_漆工「用の美」お披露目|一万年続く 塗り・接着_滅菌殺虫オーガニック衛生・メデイカル素材を次世代へ ハンドツールジャパン-39

阿部蔵之  2021年2月19日(金)

最上質の溜め漆塗り_この色艶は、時間が経ち自然素材そのものが透明度を増していきます。光りのあたり具合で照り、落ち着いた色調_表情が異なるノーブルな琥珀色に変わる。あらたまった會席もてなしの響膳_器や料理を引き立てます。「 […]

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「木」の道具・工具ジョイントシステム修複・保存木の内科

蛋白質と反応し、殺菌・滅菌、除菌・抗菌作用を起こす柿渋・漆樹液_樹木の生命維持力を取り込むトリートメント|腐朽菌黴止め・虫喰い防止処法_長期自然乾燥・材質安定_熟成木守り|見えない木の力を更に明らかに Insight 木の内科 – 78

阿部蔵之  2021年2月12日(金)

植物性蛋白質と結合し、蜂蛇ゲジゲジの蛋白毒を即座に中和する柿渋タンニン_肌につくと皮膚蛋白質と反応して炎症をおこし、カブレて火傷状になる生漆樹液。抗体のない人は、ひどい痒みと火ぶくれで大変。この激しいまでの化学反応力を殺 […]

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「日本木工院」「木」の道具・工具ハンドツールコネクション工具・刃物木工

見たことがない専門職用「刃口先むき出し突き鉋」押し削り・逆使い_「蟻削り」「切り止め」「角面面枠」|プロの別誂専用道具は見せたくない_秘かに使う極めつき|日本台鉋スペシャル ハンドツールジャパン-38

阿部蔵之  2021年1月31日(日)

完成度を高める職人気質が新しい道具を生みだします。専門性を高めるプロ意識の行き着く所、仕事を究める道具につぎ込み、アレコレ考案して面白くなる運命。ハイレベル品を所持すると仕上がりは上々、仕事が捗り、自信がつき堪能しますが […]

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「木」の道具・工具ジョイントシステムハンドツールコネクション工具・刃物木工

重要基本工具「ケヒキ」「ケガキ」の原形ルーツ_進化を辿り室町時代中期から20世紀末まで|「計曳ケヒテ」「界引ケヒキ」「卦引」「罫引き」「毛引き」| 13代國政のケヒキ自作揃い ハンドツールジャパン−37|楔締め_木のジョイントシステム-34

阿部蔵之  2021年1月13日(水)

「ケヒキ」を見れば仕事の質、技、年季がわかる。」指物師・戸工(建具職)・舟大工、番匠、箱屋・利器精密木工・木型職には、重要な計測・墨付け基本工具でした。 仕事にあわせて自作、人に見せたり、買うものでもない。造るのは楽しみ […]

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「木」の道具・工具キコリ杣仕事デザインの目ハンドツールコネクション工具・刃物林業・森林の仕事

簡略し雑になった斧の厄除け・安全祈願マークのルーツ|北斎画に描かれた斧の神紋、ミネバリ伐採現場に見る木樵空師のロープワーク|怪我・災難事故を呼ばない神聖な形に作銘・ブランドマークを打つ錯誤道断|斧鉞考・続 ハンドツールジャパン-36

阿部蔵之  2020年12月24日(木)

猟師・木樵・採集や出作りの人々が祠る山之神は深山里山至る処にあり、山仕事をする時には必ず参拝奉納をするものでした。大木を伐ると災い祟りが降りかかるので畏れ、事故災難が多い危ない塲所に入る人々は安全無事を祈願。木樵・杣人は […]

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「木」と産業「木」の道具・工具キコリ杣仕事ジョイントシステム林業・森林の仕事

日本型割り斧(割りヨキ)とスエーデン北欧型割り鎚の際立つ違い|木の材質、体型と動作姿勢、鍛造技術、民俗的伝統から決まる形、柄据え・楔締め、研ぎ直しまで|斧鉞考 ハンドツールジャパン -35

阿部蔵之  2020年12月20日(日)

林業・杣道具刃物の造りには、地方独特の形があります。原木や用途、作業する人の体つき、鍛造火造り、民俗文化による様々な好みが反映しています。斧・鉞・鉈には、各地方で伝わる使い易い刃形があり、昭和30年代までは西・東型があり […]

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「木識・木学」木の内科木界木香生命構造と機能

針葉樹と広葉樹では逆の抗体・材色の分泌_材質を造りだす生命維持の仕組みを究明|分泌源・取り込み・吸収_冬目年輪肥大に現れる上下逆方向|地表出現から200万年、見えない樹体内の異質の動きを明らかに Insight 木の内科-77

阿部蔵之  2020年11月30日(月)

枝元・入り節から取り込み芯央へ下げる針葉樹_ 株根元基底部の中枢から集中分泌し上へ送る広葉樹_全く異質な逆の生命維持戦略をもって地表に立ち続けます。  成長肥大や抗菌防衛機能を分散して枝元上層へ置く針葉樹と株根元に中枢部 […]

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「木」と健康「木」と医療「木識・木学」メディカルウッド木の内科木香薬用樹木

香木類ヒノキ・針葉樹の木理年輪・材色・抗体・木香の分泌をつきとめる|養分には抗菌力_抗体が含まれ、枝節から取込み吸収して冬目年輪を造り出す|肥大成長・生命維持機能を支配する中枢はなく分散系統的制御|見えないことを、知らないものを明らかに Insight 木の内科−76

阿部蔵之  2020年11月3日(火)

樹体を損なう菌類や昆虫から守る内部の耐抗する仕組みは、外見からは見えない。樹木全体を切り削らないとわかりません。養分の吸収と同時に、抗体の分泌_吸収_治癒作用が一体で働き、倒れまいと構造バランスをとり応力に耐えうるバイヤ […]

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「木」と健康「木」と環境キコリ杣仕事クラフトフェア伝統文化日本の自然色木の総合学林業・森林の仕事環境

木の大学特別講座2020 天然抗菌成分を放散する孟宗竹・新月伐りの伝承| 十月の新月の日に伐ると割れ縮まず、虫がつかない。|Co2吸収_分解光合成、酸素放出が多く、驚異の成長スピード。抗菌力のある凄い再生循環資源|闇夜の日の竹取り物語 まばら参観参勤フィールドワーク+竹のベスト専門書- 続

阿部蔵之  2020年10月22日(木)

今年の孟宗竹新月伐りは、あいにくの雨降りになりました。木樵は、雨降りに森に入りませんが、竹取りの翁は雨でも伐り出します。この適期を外すと「竹とび虫喰い」や黴つきフケが発生、用意した良質材料が使えなくなり仕事に大きく響きま […]

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「木」と政治「木」と教育「木」の高等専門校ジョイントシステムデザインの目木と人間の関わり木の内科

「木の総合学域」を取り込む森林系高等専門校設立構想アプローチ|「森林文化大学校」(現:岐阜県立森林文化アカデミー)設立前の岐阜県林政幹部職員研修_コンセンサス形成のためのガイダンス資料 2000 |総合知を導き紡ぐエッセンシャルワードかき集め、好感度イメージアップをはかる。|「木と教育」「木と政治」-1.続

阿部蔵之  2020年10月10日(土)

「木 と人間のかかわり」を産業経済の変動や自然史から俯瞰すると多くの課題がハッキリしてきます。総合的な政策つくりを推進するためには、専門関連分野・周縁の「つながり・結びつき」をインプットすると、新しい着想が誘発されたり、 […]

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「木」と政治「木」と教育「木」の高等専門校「木識・木学」木と人間の関わり木の内科木の総合学

卒業したら学校おさらばではない「森林系大学」への世紀末アプローチ|「木の総合学域- 職能」を取り込む高等専門校の設立準備提案の骨子 1996 |岐阜県立森林文化アカデミー実現過程のインキュベーション記録| 「木と教育」「木と政治」−1

阿部蔵之  2020年9月25日(金)

卒業後は〈学校よオサラバ♬〉ではなく、特別講義には遠来の有能なスペシャリストに顔をつなぎ、就業した現場から継続して先達キャリアにコンタクトできる。先端テクノロジーを取り入れ、スキルアップし技能を伝習するとともに、仕事情報 […]

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「木のぼり」キコリ杣仕事木の総合学林業・森林の仕事

木の大学講座 講義記録-2. 第四期1989年|枝打ち卓越技能者・木登り世界チャンピオン山本總助の森林育成・管理手法|多能工先達が構築した「良質材を造る枝打ち技術」現場で使える育林テクノロジーの普及指導は、日本林業に多大な貢献を果たし、森林系専門職として嘱望されていた碩学の人でした。

阿部蔵之  2020年9月14日(月)

独自の知見やプロの技能をもち、実践理論を明らかにする森林技能者がプロフェッサーとして教育現場にいて、総合的で高度な専門性を身につけることが必要な時代になりました。 第一線で林業に従事し、業績をまとめ研究成果を公開して積極 […]

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MT マテリアルトリートメント「木」と健康「木」の歳時記キコリ杣仕事工芸日本の自然色林業・森林の仕事環境

木の大学特別講座2020  孟宗竹・新月伐採里山伝承フィールドレクチャー(予定)| 十月の新月に伐ると虫がつかない。|闇夜の日の竹取り物語 まばら参観・相伝

阿部蔵之  2020年9月4日(金)

はじめに  竹の工芸材は、水を揚げない毎年10月の月暦新月の日に伐採します。なぜか喰い荒らす竹トビ虫が寄りつきません。秋に一年間の手仕事の材料を準備するのです。雨で延期したり、休むことができない重要な一日。秋の闇夜の日に […]

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「木」と医療「木」と食「木」の歳時記「木」の皮膚科キコリ杣仕事メディカルウッド日本の自然色木と人間の関わり木の内科木の総合学林業・森林の仕事薬用樹木

広葉樹の抗体・材色分泌中枢をつきとめる|生薬キハダ内皮剥ぎから一年目の株・根元の伐り下げ、抗菌バイタルサイン| 森一番のファーマシー「キハダ」の見えない生命維持力を明らかに|メディカルウッド考-続 Insight 木の内科-75

阿部蔵之  2020年8月24日(月)

昨年八月のキハダ内皮剥ぎに続き、成長肥大に伴うキハダ生薬成分の分泌や見えない抗菌抗体・材色の動きを明らかにします。メディカルウッドワークスの新領域を担う薬理成分は、どのような組織で造り出され、結合細胞から木理・枝節へ供給 […]

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「木」と医療「木」の道具・工具デザイン木工産業イノベーション

1945年、敗戦直前の日本本土上陸作戦で使われなかったEames design | アメリカ海軍前線負傷兵搬送医療具「 SPLINT 副木」|アメリカ軍需産業の成形合板実用化_デザイン技術開発はミッドセンチュリーファーニチャーデザインの主流になり、日本爆撃用グライダー成形合板の構造体は、モダンインダストリアルアートとなる|見えなかった歴史的デザイン造形物の攻撃性を戦争を知らない次世代に伝える。 木のジョイントシステム -33

阿部蔵之  2020年8月14日(金)

殺戮戦争テクノロジーの裏側にある救護医療具のメディカルデザインワークもシークレット扱い。戦場のニーズや求められた調達器材の仕様、実用化のプロセスも明らかにならないまま、デッドストックされていました。。  歴史上の大きな産 […]

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MT マテリアルトリートメント「木歴・木録」フルーツウッドメディカルウッド日本の自然色木の内科木の総合学木香薬用樹木

「木」が「木材」へと形を変える過程を診る|長期自然乾燥で「木を寝かせる」木味がよくなる養生「木守り」|An organic maturization between Tree and Wood|オーガニック成分の「熟成・富貴化」初考|気が付かないことを、知らないものを明らかに  木の内科 -74

阿部蔵之  2020年8月4日(火)

原木から挽き材した木材を人工乾燥処理をしないで、長期間ストックすることを「寝かせる」といいます。ジックリ時間をかけて材料を安定させることは、古代から木工人が伝えてきた重要な材料基本作法の一つです。樹木から木材へ変わる時に […]

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「木」と建築「木識・木学」メディカルウッド木の内科木香

忘れられた香木「もみ・つが」-続  最大級の香木類「樅 毛美」木香放散・耐寒不凍 氷河期を超えてきた針葉樹体の冬目肥大|虫・黴つかず、構造材並物、抗菌性櫃箱材に活躍|際立たない材質は尊重されず、生命維持力・微細放散成分は未知の領域|もみ・つが材の性質と用途資料探しあて Insight 木の内科-73

阿部蔵之  2020年7月24日(金)

  芯央から重層に盛り上がる芯材年輪は、樹体の重さや風圧に耐えるように変形肥大し、倒れまいとする生命維持の姿そのもの。重さを受けとめ、圧縮・剪断_捩れ応力に耐える動きが自ら構造組織を造り、木目や材色となって現れます。 樅 […]

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「木」と住まい「木」と建築「木」と産業「樹木イメージ・図象」木の内科木香

忘れられた香木 「もみ・つが」|檜より強く、秋冬目がまさり、通直に肥大成長する代表的針葉樹ツガ |狂い少なく、木理・材色を主張しないネイティブ別格。腐朽に耐え 放散微香はノーブル Insight 木の内科 -72

阿部蔵之  2020年7月14日(火)

針葉樹「つが」「こめつが」は、優れた建築構造柱材であり、香木香料増量にも秘かに。木造建築技術を支え、建具・家具・車体大工、船舶ぎ装、パルプ原料として工業製紙に大量に使われ、天然林大径木は伐り尽くされました。家屋・土蔵・城 […]

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