「木」の道具・工具 | 「木」の高等専門校 | デザインの目 | 工具・刃物 | 工芸 | 木工
阿部蔵之
2017年9月5日(火)
臺北市の「MUGO 木工職人」最専業的木工學習環境から八月に出版された基礎入門技能書が届きました。手にした時は、日本の教本かと。時代の変化と漢字文化圏の有り難さと技能伝播、歴史の重みを再認識します。 内容は初心者用教本で […]
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「木」の道具・工具 | ハンドツールコネクション | 工具・刃物 | 木工
阿部蔵之
2017年7月3日(月)
小鉋には名工作品というスターブランドはなく、脇役はもてはやされない。職種毎に専用特化があり、独自の変形・調整を施し、既製からの離脱が独自の工夫を生む。身体記憶が途絶えないうちに、名工別注により、鍛造刃・共裏のハイスタンダ […]
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「木」と産業 | 「木」の道具・工具 | 工芸
阿部蔵之
2017年6月16日(金)
篦専問現職が居なくなり、木目の性質・使い方を考慮しない輸入品が、染色・織り物伝統工芸の手仕事を脅かす。海外依存にシフトしていくと技能の継承はゆらぎます。 伝統染色工芸用糊置き(付け)出刃篦の角割れ。この2~3年で急に質 […]
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「木」の道具・工具 | ジョイントシステム | ハンドツールコネクション | 工具・刃物 | 木工
阿部蔵之
2017年3月18日(土)
有史以来、日本の木工人は、良く切れる刃物と絶妙な砥石、豊富で優良な材料に恵まれてきました。木の国・木の文化を育み、美しく使う楽しみがある最高級の道具を大切に扱い、賞揚する気風があります。 歴史に残るほどの名作と評価される […]
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「木」の道具・工具 | 工具・刃物 | 木工
阿部蔵之
2017年2月3日(金)
最上のマテリアル、トップクオリティの木工具ハードウエアーを最もふさわしい次世代の才能へ 20世紀は、工業機械化が進み、手仕事が次第になくなる時代でしたが、その一方で、新しい素材や加工方法、分析技術が進み反映されてきたため […]
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「木」の道具・工具 | 工具・刃物 | 木工
阿部蔵之
2017年2月1日(水)
「あて板」を観れば、スキルやキャリアが判かる。「あて板」周りは職人の工房ミクロコスモス。 墨付け、鋸、鉋、鑿、接着、彫刻、研磨、細工・組立て仕上げまで、全ての作業を繰り広げるマルチ機能を果たす切り削り台ワークトップ。定 […]
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「木」の道具・工具 | サミットワーク | デザインの目 | 工具・刃物 | 工芸 | 木工
阿部蔵之
2017年1月14日(土)
「鉋裏、玄能をみればその人のスキルと気質がわかる。」 玄能の傷み方で現場タタキ仕事が多いのか、精密で綺麗な手仕事をしてきたのか一目瞭然。仕事にあわせて使い別ける神経の行き届いた工人ならば、損耗が激しい道具にもその性格が顕 […]
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「木」の道具・工具 | キコリ杣仕事 | ジョイントシステム | 林業・森林の仕事
阿部蔵之
2016年12月7日(水)
杣・木樵職が見たら絶句するほどの見事な樫柄もぎれ。有り得ない無法な「樫柄のすげ方」出現。斧ヨキの「ひつ」(嵌合孔)装着は、衝撃荷重を受け「段ツキ枘差し」では脱落、折れちぎれる。 割りヨキ 斧 諏訪型 山梨県北杜市 fb […]
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「木」の道具・工具 | 工芸 | 木工
阿部蔵之
2016年11月30日(水)
聞く方のレベル次第で解説講釈はドンドン拡がり、技法の深奥が直に身にしみこむ貴重な時間。相対で実削しながら伝授されるノウハウは、全て体で覚える身体記憶です。 削り屑の出方、刃物あたりの感触や音、動作手順はもとより、作業場の […]
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「木」の道具・工具 | 「木識・木学」 | 木と人間の関わり | 木の内科 | 木工
阿部蔵之
2016年11月23日(水)
日本個有の生活道具、工芸手仕事、産業文化を支えてきた優れたスパーウッドマテリアル。伐採され尽くして気がつけば、商材知識で固まり、学説は物性・外観留まり。見事な素性や魅力的な生物素材の属性は、よくわからないまま。樹体内の経 […]
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「木」と産業 | 「木」の道具・工具 | ハンドツールコネクション | 木工 | 木材加工機械
阿部蔵之
2016年11月16日(水)
樫材の握り柄は衝撃・振動を吸収し痺れない。繊維組織が汗を適度に保湿するだけでなく、表面粗さは摩擦保持力となり、手の握り具合が優れています。農具・工具柄には最高の適材。耐久性・強度に優れ、粘り靱性が高く、成形しやすい。棒柄 […]
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「木」の道具・工具 | デザイン | ハンドツールコネクション | 木工
阿部蔵之
2016年10月13日(木)
刃先ヘッドの絶妙なバランスで指先がふわっと載り、自在に動かせる。この烏口を使ったら他のメーカー製品は使えなくなります。無機質な先端金属部に自然素材をジョイントした見事な出来映え、本場ドイツ型烏の嘴。トレースや図案・製図の […]
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「木」の人名・地名 | 「木」の道具・工具 | キコリ杣仕事 | 工具・刃物 | 林業・森林の仕事
阿部蔵之
2016年6月4日(土)
總杣頭格による私設杣・木樵道具保存庫 「御料林」時代から実際に木樵杣仕事をしてきた職人の道具刃物保存は,極めて貴重な展示コレクション(約100)点でした。 後年、後継者がいないため維持管理が出来なくなり、2005年、南木 […]
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「木」の道具・工具 | クラフトフェア | ハンドツールコネクション | 工芸 | 木工
阿部蔵之
2016年5月30日(月)
少なくなった「型破大振り、尖った若い感性、いかれポンチ、前代未問珍怪、無手勝つ荒削り派」いずれも好ましい才能、若いエネルギーをいただける来楽富途、蔵富徒ですから、こちらから寄りつきたい。行政補助菌・向腐菌ではなく「向富菌 […]
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「木」の道具・工具 | ハンドツールコネクション | 木工
阿部蔵之
2016年5月9日(月)
本当に切れる鑿はあまり多くはない。銘を飛ばし、外見が立派な高値作品でも、実際の切れ味実力は未知。良く切れるものほど使い続けてチビル。道具を観れば腕前が判るプロの怖い世界、名作優品を所持すると自信がついて制作意欲が高揚す […]
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「木」の道具・工具 | ハンドツールコネクション | 工芸 | 木工
阿部蔵之
2016年5月2日(月)
高精度の組手枘挽きは、無垢材の材質・湿度変化により、胴突き鋸(鞘掛)の微妙なバランス調整の連続。ミクロンの精度で挽く技能は、切削刃物に左右される。その都度 外註目立出しでは間に合わず、出来合い新品は避けセルフ目立てが基本 […]
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「木」の道具・工具 | ハンドツールコネクション | 木工
阿部蔵之
2016年4月11日(月)
刃物は使い込まれて研磨やせ、半切れにまでなると作品本來の実力・迫力がでて雰囲気が変わり存在感も高まる。使い手の要求に答える力量を備え、時と共に育って行く道具は分身となり、手仕事の手応えを楽しみ、名人上手の逸品を所持する歓 […]
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「木」と産業 | 「木」の道具・工具 | デザインの目 | 工芸 | 木工
阿部蔵之
2016年2月15日(月)
一目一品で職業がわかる作品看板の職住一体型、常時顧客対応の町中工房 2丁目の夕日を浴びていた賑わい時代を象徴する機動クラフツ、街角の記憶です。 そこに存在している意味やメッセージに気がついた時、通りから中が見える仕事 […]
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