「木識・木学」工芸木の内科木工

「薩摩烏賊餌木之研究」 続考-3  名木「クサギ」の逆放射肥大「向芯髄線」と偏光反射・微発光、辺材目詰み木理・抗体色素の外側集積異形Sexy 木の内科 – 43

阿部蔵之  2018年7月31日(火)

多くの木取りモデルが揃い、隨芯を取り込んだ斜方カット面が鮮明に樹体構造と際立った性質を語ります。月光海水中で遊泳する白焼き胴体が偏光反射し、輝度を保持。微光が烏賊を誘引することが明らかになります。 空気に曝され、薄暗がり […]

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「木」と遊び工芸擬木・擬造木工

「薩摩烏賊餌木(エド)之研究」続考 -2 妖しい騙しのイカモノ造形  フェイク囮のディティール

阿部蔵之  2018年7月19日(木)

烏賊餌木の各部分詳細・仕様について E1. 胴  ボデイサイズ   長さ 最小サイズから最大型まで 胴寸法の比較 板鉛錘付き 46.垂水型、他は直助型または改良型 46. 一草:151mm L (写真は47.岩根 148 […]

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「木」と遊び「木」の文化デザイン伝統文化工芸木工

「薩摩烏賊餌木(エド)之研究」続考  「白焼き」名工人 肥後喜一郎作実漁モデルの発見 擬似餌木釣具からリアルアートクラフトモデリングへ  クラシック餌木ケーススタディ -1

阿部蔵之  2018年6月29日(金)

実漁釣具の造り込みは、改良を重ね、素材選別とフォルムを極め、遊びの造形も熱中して華やかにリアルに美しく洗練されていきます。 研究専門書の図版に所収されたモデルは、実際に使われた実漁餌木そのものではなく、同一型写しを寄贈さ […]

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「木」と産業「木」の文化伝統文化工芸木工

茶道具轆轤・刳り物の卓越別格の手仕事は消えて 宮島の小木工芸絶頂期から半世紀余り 木のクラフツミュージアムクラス作品記録-1.

阿部蔵之  2018年5月24日(木)

平盆・器・箱の「尺五 ・ 尺二・八寸・五寸・四寸・三寸・二寸五分・一寸五分」身体尺ベスト寸法列は、タイムレス ディメンション。正調は然ずと動作にフィットし、使い易く、美しく仕舞い易い。 島で一番腕のよいベテラン工人の作は […]

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「木」の道具・工具クラフトフェア工芸

クラシックスタイルを超える次世代刃物鍛造ヌーボ 鍛造工房上田裕之の鍛造と木工一体 現代感覚の端正で上質な手仕事・ツールジャパン クラフトフェアーベストプロダクト-15

阿部蔵之  2018年5月9日(水)

女性が疲れない軽快さに、鍛造の確かな切れ味を備え、天然木柄に口木を装着。丁寧な手仕事で凜々しいフォルムを火造り整形後、研ぎ削り出します。工業量産品が溢れるデザイン偏重の時代に、現代感覚の工房スタイル手仕事作品展示には、ク […]

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「好感度自然素材」「木」と食クラフトフェアデザインデザインの目体の自然を取り戻そう工芸日本の自然色

「竹と暮らす」 沖原沙耶のカトラリー 「竹」の新しいクラフトデザインカテゴリーを拓く クラフトフェアベストプロダクト−14

阿部蔵之  2018年5月9日(水)

竹のカトラリーデザインは、エコ・環境維持資源の時代に世界で通用する素晴らしい創作クラフトとして注目。従来の編組「青物・荒物・小物」雑貨から建装材・茶道具の範囲を超えて本格的なテーブルウエアー、バンブークラフツの造形的な発 […]

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「木」と健康「木」と医療「木」の皮膚科「木識・木学」伝統文化工芸日本の自然色木の内科木の総合学

和紙料楮のフォーシーズン肥大 粗密・異方成長 抗菌セルフキュアーにみる樹体内バイオダイナミクス 楮・桑科の有用樹通性 Insight  木の内科 -39

阿部蔵之  2018年4月4日(水)

シルク・紙漉き、漢方、染料、茶飲料、飼料、フルーツ、工芸材となる桑科ファミリー共通の性質は、薬料・健胃フード・強靭な有機質繊維を生み出す自然のバイオマテリアルとして古代からの有用樹木。再生循環無害、日本の工芸文化を支える […]

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「木」と芸術修複・保存工芸木の内科木工

木の大学講座・特別講座 2018 「木」と保存・修複 世界最先進の「絵画の保存額装」+「木の内科 保護・抗菌抗体材質について」

阿部蔵之  2018年3月25日(日)

受講ご案内 古い輸入教科学識は無用となり、プロの現場から洗練された技能と最進の知見がブレークします。   額付き案内_PDF ダウンロードはこちら 2018木の大学V:Binf_AC_8額(B          […]

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「木」と環境「木」と芸術デザインの目修複・保存工芸環境

アート作品には「木枠」がツキモノ_「フレーミング」を知ることは上質の仕事を拡げ、専問性を高めます。「木の大学特別講座2018 」予講ガイダンス

阿部蔵之  2018年3月21日(水)

私たちの暮らしは建築からファーニッシング、額縁、思考行動まで「枠」をはめ、いろいろな枠組み・フレームに囲まれています。枠無しでは、どうもサマにならない、締まらない不安定さを感じてしまう。境界となる「枠」や「辺縁」をつける […]

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「木」と芸術ジョイントシステムデザイン修複・保存工芸木工

木の大学特別講座2018  〈木〉と保存・修復—2 「絵画の保存額装 」「木の内科 保護・抗菌抗体材質」世界初の最進レクチャー案内(予告)

阿部蔵之  2018年3月6日(火)

絵画の保存額装 _数百年先も重要であるために ジョイントレクチャー 絵画の保存額装と 自然木ソリッド材の抗菌・保護 マテリアルトリートメントについて ①「額縁の裏側 — 枠から器へ — 」       講師:工藤額装工房 […]

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ジョイントシステム修複・保存工芸木と人間の関わり木工

二つの熱帯南洋材クライシス 「熱帯雨林森林破壊、資源枯渇・生態系撹乱」「海水貯木塩分含浸による腐蝕リスク」見えない塩分ダメージ  数百年先も重要であるために AASCF アート作品の科学的アプローチによる保存額装のはじまり

阿部蔵之  2018年2月17日(土)

額縁をつけ、ガラスを嵌めると保存できるような錯覚がおきます。額装の見栄え品格は表・顔化粧ですが、保存品質は裏側の造りが重要な役割を担います。裏をみれば保存のレベル・仕事の品位が判る。 絵画・書画に額縁をつけると安心します […]

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「木」と住まいジョイントシステム修複・保存工芸木工

ブラックウォールナット・ソリッド材の練りつけパックリ 糊切れキリバリ木工 鑢目おろしサライ鑿ではらう残渣修複 ジョイントシステム-29  ハンドツールコネクション-22

阿部蔵之  2018年2月10日(土)

エポキシ樹脂、尿素樹脂系接着剤、水溶性ボンド・酢酸ビニールエマルジョンタイプの接着剤では、油分を含有する広葉樹材接着が経時劣化で剥離することがあります。長期の自然劣化で、とくに濃い材色、重い輸入ソリッド材の突きつけ接合部 […]

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「木」の道具・工具工芸木工木材加工機械

イギリス型・スイス型シェービングホース(削り馬) 工房クラフトスタイルを支える自作作業台詳細 床作業姿勢からイス座ベンチワークへ 「あて板考」 -2 +「グリーンウッドワーク」 ベストブック-12

阿部蔵之  2018年2月6日(火)

「ワーク・削り物」をいかに素速く固定するか」立ち姿勢やイス座では、バイス・クランプにより固定締め付け、日本の床平座作業姿勢では足を使う。両手両足が自在に、精密な素速い動きをします。一度マスターした高度な動作身体記憶は、小 […]

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「木」と教育「木」と芸術デザインデザインの目工芸木工

中等教育美術科「工芸デザイン」は導入されず ワークショップクラフト、アート・デザインの真髄・本流を見失った教職メモリー 工房スタイル・工房手法の再考 クラフト・デザインベストブック – 11

阿部蔵之  2018年2月4日(日)

美術工芸教科のためのワークショップスタイル建築プランニング、作業スペース・設備設計は先進国から部分的に導入され、スクールファニチャーの標準規格化による工業量産へとシフト。金属パイプ・成形合板・プラスチックに代わり、建物・ […]

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「木」と産業クラフトフェアデザイン工芸木工

新しい木のモノ造形才能のデビュー 記録 「木の椅子デザイン」「木のクラフトコンペ」 世紀末から創作ウエーブを辿るコンペティション歴史新資料 家具デザインベストブック-10

阿部蔵之  2018年1月24日(水)

「実物モデルによる公募審査」というイス創作デザイン展やクラフト展は、世紀末からの「木のモノ」手仕事ブームに乗り、創作木工家達がはじめた作品展から全国公募企画展へと発展。デザインワークに伴う実作の在り方をしめすとともに、日 […]

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デザイン工芸木工

続・応用美術、装飾アートからデザイン・アートクラフツへ 美の狩人ホモデコルス・飾りまくる人生 Decorative Art・装飾デザインの100年 1921 – 1952 -1977 + カリフォルニアデザイン 装飾からデザインアートクラフツへ ベストブック-10

阿部蔵之  2018年1月17日(水)

最新のデザイン情報が突き動かした産業界の動向、デザイン教育の現場 このデザインセレクション年鑑は、作品紹介に留まらず、製造販売社名・デザイナー・クラフツマンの連絡先リストを掲載し、グッドデザインガイド、リソースブック・広 […]

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デザイン工芸木工

応用美術、装飾アートから図案・意匠、デザイン・アートクラフツへ 動く用語は仕事の変質を反映して  Decorative Art・装飾デザインの100年 1921 – 1952 -1977  装飾デザイン、リビングアートクラフツ志料 ベストブック-9

阿部蔵之  2018年1月16日(火)

人類は身体を装い、住まいや道具を美しく飾ることを止められない。食べ物にも見栄え形をこらし、日本では眼で器まで食べる。「ホモ・デコルス=装飾するヒト」アレコレ格好をつけたがります。 Applied Art 応用美術からDe […]

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「木」と住まいデザイン工芸木工

「Neue Möbel 新作家具」にわくわくする「住まい・家具倒れ」 見本市・出版物に現れる新作・新調を楽しむドイツ気質・家具の文化 創作ファーニチャーデザインベストブック-8

阿部蔵之  2018年1月12日(金)

冬が厳しいドイツでは、住まいにかける情熱と室内・家具への関心は非常に高いので関連産業も多く、雑誌や専問書の出版はダントツ。 「Neue Möbel 新作家具」は、生活を豊かに演出する、楽しみの大きな必需品・耐久財で「新調 […]

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