「木歴・木録」 | 「木識・木学」 | 伝統文化 | 工芸 | 日本の自然色 | 木の内科 | 木の総合学 | 薬用樹木
阿部蔵之
2018年12月6日(木)
冬目・髄線は極薄、年輪は目立ず、均質緻密で軽く、樹体内の抗菌抗体が動き、異物を抱き包み。黴・錆びつかず、刃当たりのよい削り。膠漆のり、拵え劔太刀をおさめ、ぶつけても崩れず。 刃物をさびさせず、食べ物を包み盛る抗菌性、日本 […]
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「木」と健康 | 「木」と医療 | 「木」と食 | 「木識・木学」 | フルーツウッド | 日本の自然色 | 木の内科 | 木花・木の実 | 薬用樹木
阿部蔵之
2018年11月24日(土)
外部損傷では芯央から防衛ガードの抗体色素が動き、自然界で起こらない斜斷面カットでは、白太・辺材から激しく被覆色素が滲みだし鮮黄赤色が拡がる。2016年1月末の氷雨積雪倒木では、衰弱した樹体に虫・菌がとりつき、芯央からのア […]
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「好感度自然素材」 | 「木」と食 | クラフトフェア | デザイン | デザインの目 | 体の自然を取り戻そう | 工芸 | 日本の自然色
阿部蔵之
2018年5月9日(水)
竹のカトラリーデザインは、エコ・環境維持資源の時代に世界で通用する素晴らしい創作クラフトとして注目。従来の編組「青物・荒物・小物」雑貨から建装材・茶道具の範囲を超えて本格的なテーブルウエアー、バンブークラフツの造形的な発 […]
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「木」と住まい | 「木」と建築 | 「木歴・木録」 | 日本の自然色 | 木の内科 | 木工 | 木材品質表示・仕様
阿部蔵之
2018年4月18日(水)
材質の狂いをなくし、黴び・木喰い虫を抑える「耳・白太落とし」は木材利用の初歩基本。肥大成長する軟質で養分の多い白太(辺材)は水分が多く、乾燥収縮歪みがおきる。抗菌・耐久性のある赤身芯材部だけを使うのがプロの常識でした。 […]
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「木」の皮膚科 | 「木識・木学」 | 日本の自然色 | 木の内科
阿部蔵之
2018年4月11日(水)
可憐な花移ろいを観賞するだけの落葉低木広葉樹。古来から親しまれてきた詩歌・文芸の植物ですが、食べたり工芸材料としては使わないので、内部組織や材質は専門書にもなく未知の領域です。 野分で倒れやすく、太くなると割裂して芯央部 […]
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「木」と健康 | 「木」と医療 | 「木」の皮膚科 | 「木識・木学」 | 伝統文化 | 工芸 | 日本の自然色 | 木の内科 | 木の総合学
阿部蔵之
2018年4月4日(水)
シルク・紙漉き、漢方、染料、茶飲料、飼料、フルーツ、工芸材となる桑科ファミリー共通の性質は、薬料・健胃フード・強靭な有機質繊維を生み出す自然のバイオマテリアルとして古代からの有用樹木。再生循環無害、日本の工芸文化を支える […]
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「木」と健康 | 「木」と医療 | 「木」の皮膚科 | 修複・保存 | 日本の自然色 | 木の内科 | 薬用樹木
阿部蔵之
2018年3月28日(水)
自然木の抗菌・抗体材質は、生存環境に適応して香り物質やメディカル成分を内分泌される。動けない樹体の害傷や虫・黴び菌類から防護し、専守存立する生命の仕組みそのもの。樹木自身の生存予力を樹幹に貯めています。 固有の生命維持シ […]
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「木」と健康 | 「木」と産業 | 「木」と食 | 「木」の道具・工具 | ハンドツールコネクション | 日本の自然色 | 木花・木の実 | 薬用樹木
阿部蔵之
2017年11月6日(月)
機械剥きが出来ない形でも、一枚刃の棹鉋は剥き実肌を素速く整え、瑞々しい果肉を痛めず。抗菌作用のある天然竹材と柿渋は衛生的で絶妙な取り合わせ。成長の早い孟宗竹に柱時計ゼンマイ鋼を再生利用した柿剥き鉋は、近隣で使われる便利で […]
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阿部蔵之
2017年11月3日(金)
「木と人間の関わり」を総合的に研究するための資料は、引用・コピーではなく、可能な限り現物とオリジナルを収集します。複写・複製では本来の凄みや実感が削ぎ落とされ、資料力が殺がれてしまう。 1975年から現在までに出会った図 […]
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「木」と医療 | メディカルウッド | 工芸 | 日本の自然色 | 木の内科 | 薬用樹木
阿部蔵之
2017年10月13日(金)
黄色材には、苦木・黄蘗・漆があり、昔からその薬理作用を利用してきました。立ち木は、害虫や黴菌類微生物が寄り付かないように枝葉から香り匂うテルペン物質を発散したり、抗体物質を造り出し、樹体内で色素となって集積しています。木 […]
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阿部蔵之
2017年10月1日(日)
秋が深まり、栢の実が地面に落ちて芳香が漂います。棘葉も果肉もリモネン・テルペンの香りと脂肪油分で覚醒薬理作用を再確認。集めてじっくり観察。栄養価が高く、縄文時代から採集してきたナッツからも樹体の本性を識ることに繫がります […]
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「木」と環境 | 「樹木イメージ・図象」 | 庭木・景観樹 | 日本の自然色
阿部蔵之
2017年6月20日(火)
「ネムノキ」は、エキゾティックな花ビラをつけ、妖しくはかなく美しい。珍しい並木は道際で動けず、大型トラックにぶつけられたくないから、自ずとよけるのけぞり姿勢で20年。樹幹は拡がり伸び、危険を察知して徐々に曲がりくねります […]
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「木」と食 | 伝統文化 | 工芸 | 日本の自然色
阿部蔵之
2017年5月15日(月)
薪ストーブの火が消えると蕨さんが訪れ、純木灰が活躍してくれます。 季節の恵みは物候に従い、朝採りの絶妙な味わいと美しい和色が彩り、つかの間の至福です。根から精製したワラビ粉は最高の和菓子や工芸糊に。 木灰は染色・陶芸・料 […]
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「木」と産業 | 「木」の皮膚科 | 伝統文化 | 工芸 | 日本の自然色 | 木工 | 自然の造形
阿部蔵之
2017年1月11日(水)
自然木の樹皮から美質を弾き出す造形センスは、エレガントで、粋で風雅味わいを賞揚する手仕事の究極にあります。樹皮・膠の生物素材の相性なじみは絶妙。人間が手を加えられない生物素材の美麗なテクスチャーは得がたく、侘びさびや幽玄 […]
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「木識・木学」 | 日本の自然色 | 木の内科 | 木花・木の実
阿部蔵之
2016年10月28日(金)
変異が多い樹木は、生育地への環境風土の適応に加えて、風倒・虫や菌類・動物による損傷ダメージに対応するため様々な耐性・抗体を造ります。同じ樹種でも木部に顕れる内部構造の違いも現れ、立木の材質イメージは一様ではなく、すんな […]
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「木識・木学」 | デザインの目 | 工芸 | 日本の自然色 | 木と人間の関わり
阿部蔵之
2016年8月5日(金)
古代から現代まで永続する樹皮自然繊維の工芸利用は、時代の流行にあわせてモダンなECOイメージをまとい、山里クラフトムーブメントを牽引。編み織り手仕事の魅力がハイライトを浴び、ネイティブな暮らしの技が次世代へと引き継がれる […]
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MT マテリアルトリートメント | 「木」のコレクション | 「木識・木学」 | 日本の自然色 | 木の内科
阿部蔵之
2016年7月11日(月)
緻密で美麗・重く堅い木質は摩耗・耐荷重強度が極めて高く、美しい木肌で視触感に優れ、節目は目立たず、好感度肌色紅ピンク色。 従来の手工道具では切削が難しかった堅い材質は、刃物の進歩で魅力的な表情や最高度のクオリティを魅せる […]
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「木」と建築 | 「木」と環境 | 「木識・木学」 | デザインの目 | 日本の自然色 | 自然の造形
阿部蔵之
2016年6月27日(月)
毎春、梅雨に入る前に巣作り完成、子育て開始。迷彩模様にして簡素でモノトーンや縞・波紋と多彩。それぞれ独自の形・色分け造作内装。樹種素材調達はお好みあり、ナチュラルカラーコーデイネイト。作風は異なり、それぞれ格好いいのを […]
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