「木」と産業「木」の皮膚科伝統文化工芸日本の自然色木工自然の造形

樺細工作家 菅原政光の卓越作品_伝統外的工芸品の美質を放つ孤高の異才は早逝し、アウトサイダー傍系が示唆する品位と樹皮の美装は見事でした。

阿部蔵之  2017年1月11日(水)

自然木の樹皮から美質を弾き出す造形センスは、エレガントで、粋で風雅味わいを賞揚する手仕事の究極にあります。樹皮・膠の生物素材の相性なじみは絶妙。人間が手を加えられない生物素材の美麗なテクスチャーは得がたく、侘びさびや幽玄 […]

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「木」と産業「木」の文化伝統文化工芸木工

「伝統之テキ工芸品の研究」京指物・加茂春日部桐箪笥 伝統木工芸現職がまとめたマスター版 技能書の原著実録  工芸美術の評価認定は、ガバメントの仕事ではないというギルド市民社会とのコモンセンスの違い 申請前校閲 1975 

阿部蔵之  2017年1月4日(水)

「アートクラフツは、ガバメントに認定・オーソライズされるものではない。」大臣官僚は、造形物を賞揚し支援することはできるが、「作品の評価や技能の認定は、ガバメントの仕事ではない」とする英国のコモンセンスは今も生きています。 […]

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「木」と産業「木」の道具・工具ハンドツールコネクション木工木材加工機械

白樫斧鉈柄・ハンマー握り、及び ステト聴診ハンマー| 樫材堅木木工の現場 | 刃物をホールドし 手に馴染む疲れないベストマテリル 古代では「檮」、室町末期では堅い「樫」江戸期には諸々に使われて「櫧」から、明治からずっと「樫」に辞変。

阿部蔵之  2016年11月16日(水)

樫材の握り柄は衝撃・振動を吸収し痺れない。繊維組織が汗を適度に保湿するだけでなく、表面粗さは摩擦保持力となり、手の握り具合が優れています。農具・工具柄には最高の適材。耐久性・強度に優れ、粘り靱性が高く、成形しやすい。棒柄 […]

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「木」と産業デザイン工芸木工

北欧住宅家具デザインのオーソドックス・スエーデンモデル 「MÖBLER」1968 Gセレクション1000総覧 家具デザインベストブック- 04

阿部蔵之  2016年9月30日(金)

 スエーデン家具グッドデザインセレクション1,000    MÖBLER 1968 デザイナー作品を主力にして輸出用にデザイン開発してマーケット先導していたデンマーク家具産業にくらべ隣国スエーデンでは、個性的なデザインを […]

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「木」と産業デザイン木工

前衛イメージを帯びる1928年「Der Stuhl 」イスの構造パターンデザイン解析 家具ベストデザインブック-03

阿部蔵之  2016年9月4日(日)

イスの支持機構・構造パターンの解析と改良、工業製品化のアプローチとして実際の製品事例とニューモデルのメカニズムまでを解説。ハンドワークからインダストリアルプロダクトへのシフトにより、建築デザインも時代を牽引するテクノロジ […]

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「木」と産業「木」の本デザイン木工

DIE KONSTRUKTION DES MÖBELS 1949「家具の構造」 家具デザインベストブック -01

阿部蔵之  2016年9月2日(金)

  The gardianが伝えるNEWS :「イギリス政府は、家具の意匠権を著作権として適用する法律を制定。著作物として歿後70年の保護期間となる。」Web 2016年7月28日 家具デザインを創作物の著作権として公的 […]

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「好感度自然素材」「木」と産業「木歴・木録」「木識・木学」木の内科木工

オノオレカンバ・ミネバリの腐朽菌レジストバリアとセルフキュア 最も硬く重い最大級ハードウッド稀少樹種の内相 Insight 木の内科 -23

阿部蔵之  2016年7月4日(月)

原木山直アプローチを原則としていても、極めて入手困難な貴重樹種は、例外的に製材林場から購入補完、ヘビー級のケーススタディを積み重ねます。 産出地・伐期・出自来歴の属性・付帯情報が消されている銘材業者のストック材は読みにく […]

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「木」と産業「木」と食「木」の本キコリ杣仕事木工木材加工機械

「黒い森とアルプス山脈国の古い水車製材 Alte Bauernsägen 」鋸製材の歴史 +「日本の水車」ウオータークラフト図書 木のベストブック-16

阿部蔵之  2016年4月18日(月)

「シュバルツバルト(黒い森)アルペン地方の古い農民水車鋸製材」 (スイス・ドイツ ビッテンブルグ州・オーストリア・イタリア地方) Alte Bauernsägen im Schwarzwald und in den Al […]

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「木」と教育「木」と産業工芸

クラフツ志料 -3 「木通蔓細工論」小學校手工科教本原著 1911 工芸松本メモリー

阿部蔵之  2016年2月18日(木)

明治中期から後期にかけて、この地方では木通工芸が盛んになり、海外輸出するほどの工芸産業振興期を迎えた。製作法は、弘化二年1845年の發明から秘傳とされた手仕事を明治37年に販路拡張のため高盛社を創設して講習開始、普及を図 […]

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「木」と産業「木」の道具・工具デザインの目工芸木工

クラフツ志料 – 2  車大工・車棒屋の大八車輪 1996 工芸松本_安曇野メモリー

阿部蔵之  2016年2月15日(月)

 一目一品で職業がわかる作品看板の職住一体型、常時顧客対応の町中工房 2丁目の夕日を浴びていた賑わい時代を象徴する機動クラフツ、街角の記憶です。  そこに存在している意味やメッセージに気がついた時、通りから中が見える仕事 […]

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「木」と産業「木」の道具・工具ジョイントシステム木工

棒屋の止め楔 -続「手斧と削り当て打ち木床」床座の仕事場 木工ジョイント-19.

阿部蔵之  2015年12月14日(月)

「切る・削る・掬う・打つ・突く・掘る・刻む・彫る」 人の使う柄付き道具は数多く、握り柄を調整したり修理する棒屋・柄屋 ・堅木木工と呼ばれる専門職がずっと地域の産業を支えてきました。「大工は両手、棒屋は片手手斧。 楔が打て […]

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MT マテリアルトリートメント「木」と産業「木識・木学」木の内科

木の大学講座「ブナの時間」補講-2. 「ブナの異常識イメージ・木識をかえる」 ブナ論考-1.

阿部蔵之  2015年7月20日(月)

    腐り、暴れ狂う、低劣安物イメージを植え付けた輸入教科学説と商材の異常識を内科ネイティブ視点で再考し、歪められてきたブナの天性・本質を明らかに。  産業高度利用材と重視しながら、品質上の問題点や欠点をことさらに強調 […]

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「木」と産業「木」の道具・工具ジョイントシステム木の内科木工

木の大学講座「ブナの時間」補講-1. 「ブナの糸巻きボビン芯軸受ジョイント機構」工業材料の本質と再評価  木工ジョイント -16.

阿部蔵之  2015年7月13日(月)

明治から大正・昭和前期の紡績・繊維産業を支えたボビン(糸車・木管製品)には、膨大な需用が国産ブナ材でまかなわれ、シンプルな糸巻きには、ベアリング導入前の高速回転軸に耐える高度な純木ジョイント構造を見ることができる。再生循 […]

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「木」と産業工芸木と人間の関わり木工

樹種別の工藝的利用・続編「闊葉樹材利用調査書」木のベストブック-15

阿部蔵之  2015年5月18日(月)

木材の工藝的利用各論 – 続樹種別編纂版。昭和2年から実狀調査を加え、執筆担当者が退任後に樹種別調査をまとめた分冊があったのです。上梓されるも、第四輯から遺稿となり、前版の未掲載原稿、及び大正年間から昭和初期 […]

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「木」と産業「木」の本「木」の道具・工具工芸木工

「木材ノ工藝的利用」明治末期 木材加工産業・利用技術調査総集記録  木のベストブック-14

阿部蔵之  2015年5月11日(月)

明治45年、農商務省産業実態調査プロジェクトによる工藝的リソース総編。艦船・車輛・橋梁・建築・家屋から箸・楊枝・木釘にいたる、あらゆる木造・木製品、工藝・工業生産材料と樹種・仕様・加工技術等について東京・京都・大阪・名古 […]

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「木」と住まい「木」と建築「木」と産業「木と玩具」木と人間の関わり

「ドイツ木材情報サービス」「木」のベストブック-11

阿部蔵之  2015年3月30日(月)

INFORMATIONSDIENST HOLZ  木材情報サービス  自然生物素材の姿、木のある暮らしの魅力や環境を前面に出して、従来の材料的発想や産業技術・経済ベースからの離脱が始まる。当時の環境汚染・森林破壊問題から […]

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「日本木工院」「木」と産業「木」の高等専門校サミットワーク木と人間の関わり木の総合学木工林業・森林の仕事産業イノベーション

木材・木工産業のためのスイス国立高等専門学校、大学格上げへ 技能訓練校が工学部・大学院課程につながり、木のスペシャリストを養成する森林国の教育理念

阿部蔵之  2013年11月13日(水)

職業技能訓練校から1986年専門技師育成校格上げ、1992年木工産業のための専門技師養成学校、最近の教育システム改造の流れで2009年木工高等専門学校と改名され、更にベルン大学工学部・大学院課程へと発展。 Schweiz […]

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