「日本木工院」「木」の道具・工具ハンドツールコネクション工具・刃物木工

際鉋は鋭く「直ぐ削り」_便利な新型に直ぐとびつく職人気質が道具を進化させる。|NEOPHILIAN makes difference and excellent tools are gifted an unique looks. |優れた手道具には、独特の表情が漂う_台鉋の尖鋭 Cutting edge|ヒナ際・豆際・定規付き_造り替え続々 ハンドツールジャパン – 42

阿部蔵之  2021年4月5日(月)

日本台鉋鍛造刃の研ぎ・切り削りを究め、敗戦前後には最高度の発展を遂げていた鋸・鑿・鉋・斧鉞。千年かけて到達し、世紀末その頂点にあった正調の技とともに木の国・木の文化の一端を次世代腕利きに託します。 「ヒナ際_豆際」 箱の […]

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「木」の道具・工具ハンドツールコネクション工具・刃物木工

「際鉋」の左右刃口・刃研ぎは、微妙なシンメトリー|刃口を指先で押さえつつ逆目には右際「返し削り」_使い分ける「ヒナ際」| The KIWA hand planes「 Left and Right 」used against interlocked or biased wood grain.|日本台鉋系統の際モノ_続 ハンドツールジャパン – 41

阿部蔵之  2021年4月1日(木)

左右際鉋のペア_力のかかり具合や刃先研ぎは複雑で、圧倒的に左型が使い易く、主役です。刃切れを優先する実際のカットライン・刃口は、わずかに逆対称形にならない。 際鉋左右型の違いによる切削_左型が主役  際鉋刃は、寝かせた鋭 […]

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「木」の道具・工具ハンドツールコネクション工具・刃物木工

一番難しい「際鉋キワカンナ」台入れ_鋭い釼ケン先研ぎ|プロとして認められる高度な熟練の技|The ultimately sharpened sword-tip blade and diagonal setting-up KIWA hand planes|斜め寝かせて際・脇底を鋭く切削するキワメツキ|20世紀末まで、本職が伝え耀いた究極の研ぎ削り ハンドツールジャパン – 40 

阿部蔵之  2021年3月30日(火)

この「際鉋」だけは、台を先に仕上げ、刃を後から合わせ研ぎあげるユニークで特殊な鉋でした。左右一対(合わせ)は、微妙にシンメトリーではなく、刃口を意識して押さえ、切れ味を指先で感じながら削り、逆目が起きると「返し削り」。右 […]

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「日本木工院」「木」とともに生きる「木」と健康「木」と医療「木」と環境「木」と産業「木」の歳時記メディカルウッド伝統文化体の自然を取り戻そう修複・保存工芸日本の自然色木と人間の関わり木の内科木工林業・森林の仕事生命構造と機能薬用樹木

北安曇地方の漆掻き・塗り 現場ノート2005 – 2006 |枯れ死・根生え再生/鬼無里村_竹林内滅菌抗菌樹体の併立ち_人里近く/小川村薬師沢| Urushi Extracting & Lacquering Note in North Azumi 2005 – 2006 |自然のオーガニック樹液の殺虫殺菌_滅菌抗菌力_その抗体潜性を明らかに|木と人間の関わり_ウルシ皮膚科_木の内科 – 79 

阿部蔵之  2021年2月27日(土)

地表で長く生きた樹木は、強さや免疫力を持っています。蟲やバイ菌が寄り付かないように、匂いや治癒物質を分泌し微細放散。損傷ダメージを受けると即座に樹体防衛_治癒反応を起こします。  約一万年前から、日本及びアジア各地では、 […]

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「好感度自然素材」「日本木工院」「木」と食「木」の文化「木」の道具・工具「木の力」恩恵伝統文化工芸日本の自然色木工

60年余り蔵にストックされて富貴化した 本漆布目溜塗り「夲トウ膳」|正調の手仕事_漆工「用の美」お披露目|一万年続く 塗り・接着_滅菌殺虫オーガニック衛生・メデイカル素材を次世代へ ハンドツールジャパン-39

阿部蔵之  2021年2月19日(金)

最上質の溜め漆塗り_この色艶は、時間が経ち自然素材そのものが透明度を増していきます。光りのあたり具合で照り、落ち着いた色調_表情が異なるノーブルな琥珀色に変わる。あらたまった會席もてなしの響膳_器や料理を引き立てます。「 […]

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「日本木工院」「木」の道具・工具ハンドツールコネクション工具・刃物木工

見たことがない専門職用「刃口先むき出し突き鉋」押し削り・逆使い_「蟻削り」「切り止め」「角面面枠」|プロの別誂専用道具は見せたくない_秘かに使う極めつき|日本台鉋スペシャル ハンドツールジャパン-38

阿部蔵之  2021年1月31日(日)

完成度を高める職人気質が新しい道具を生みだします。専門性を高めるプロ意識の行き着く所、仕事を究める道具につぎ込み、アレコレ考案して面白くなる運命。ハイレベル品を所持すると仕上がりは上々、仕事が捗り、自信がつき堪能しますが […]

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「木」の道具・工具ジョイントシステムハンドツールコネクション工具・刃物木工

重要基本工具「ケヒキ」「ケガキ」の原形ルーツ_進化を辿り室町時代中期から20世紀末まで|「計曳ケヒテ」「界引ケヒキ」「卦引」「罫引き」「毛引き」| 13代國政のケヒキ自作揃い ハンドツールジャパン−37|楔締め_木のジョイントシステム-34

阿部蔵之  2021年1月13日(水)

「ケヒキ」を見れば仕事の質、技、年季がわかる。」指物師・戸工(建具職)・舟大工、番匠、箱屋・利器精密木工・木型職には、重要な計測・墨付け基本工具でした。 仕事にあわせて自作、人に見せたり、買うものでもない。造るのは楽しみ […]

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「木」と医療「木」の道具・工具デザイン木工産業イノベーション

1945年、敗戦直前の日本本土上陸作戦で使われなかったEames design | アメリカ海軍前線負傷兵搬送医療具「 SPLINT 副木」|アメリカ軍需産業の成形合板実用化_デザイン技術開発はミッドセンチュリーファーニチャーデザインの主流になり、日本爆撃用グライダー成形合板の構造体は、モダンインダストリアルアートとなる|見えなかった歴史的デザイン造形物の攻撃性を戦争を知らない次世代に伝える。 木のジョイントシステム -33

阿部蔵之  2020年8月14日(金)

殺戮戦争テクノロジーの裏側にある救護医療具のメディカルデザインワークもシークレット扱い。戦場のニーズや求められた調達器材の仕様、実用化のプロセスも明らかにならないまま、デッドストックされていました。。  歴史上の大きな産 […]

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ジョイントシステム工芸木の内科木工

栗の大木は倒れまいと自ら芯央部グレインを造り変える |ストレスに耐抗するバイヤス・逆目筋違いを入れ、忽然と木理がダイナミックに変貌するナッツツリー| 200年生のすご技、年季バイオミステリアス 木の内科-68

阿部蔵之  2020年5月28日(木)

成長肥大の途中で逆向きに成長する交差拮抗する木理は、冬目環孔材から春夏部を散孔変換してゆらぎ、斜目筋違いを入れ不倒樹体に造り変えていました。プリント擬木に見間違えそうなハイブリッドパターンは、長い時間を経て到達した極めつ […]

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「木」と住まい「木」と健康「木」と医療ハンドツールコネクションメディカルウッド木の内科木工木香薬用樹木

木香・微細物質の放散度が高い古代槍鉋刃削り|はじめて木目を観たのが一万年前、切削技術や分析機器の発達で自然素材のミクロが見えるハイテク時代に温故斬新|木の生命維持力、除菌・抗体・治癒物質がもつキュア・メディカル作用に気づき、体の自然をとりもどそう|全く新しい仕事を生み出す可能性がある古い道具、技術も引き連れながら |ハンドツールジャパン- 32

阿部蔵之  2020年3月25日(水)

切削刃物や仕上げ面精度による木香・微細物質放散度の違い、艶・平滑度・テクスチャーのグレードや特徴を明らかに。  安全で身近だった木材は、太古の手道具からはじまり、建築構造物を造りました。休息・安眠・遮蔽・格納のための家具 […]

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「木」の道具・工具ジョイントシステムハンドツールコネクション工具・刃物木工

棒屋の片手斧・大工の両手斧 温故知新|古代から伝わる先端テクノ釿(ちょうな)は、鑿鉋を凌ぐハツリ迅速削り|木目美質から、木香・微細放散物質がでるナグリ削り肌に注目するキュアファーニシングMWW|伝えられない技能、見ることのない、知られない刃物を明らかに|ハンドツールジャパン – 31 

阿部蔵之  2020年3月15日(日)

鑿・鉋・鋸より素速く、電動工具にはできないチョイ削り。凸凹反り曲がりを整え、部分だけの削り合わせ上等。古代からの伝来手斧は、衰滅失われる寸前。たった一人となった棒屋職二代目、現役ベテラン最古参の正調相伝とともに、最新の知 […]

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ハンドツールコネクション伝統文化工具・刃物木工

照り耀く名匠作と高評名工鉋レビュー | 鍛造史頂点を極める練達・卓越・至高 | 切れ味と美質を備えた究極の手仕事 ・ハンドツールジャパン | 鍛接鋼かせ地金ボーダー| 知らない事を、見たことがないものを明らかに | 20世紀後半の名工作鉋比較論考-続々・2020

阿部蔵之  2020年1月25日(土)

台鉋の刃鋼は、地金より僅かに高く鍛接火造り。名工鍛造品は研ぎ易く、刃先が速く整い、引きがかるい。存分に削り、仕事もはかどる。研ぎ減らし、ちび果てるまで使えるもの。もっているだけでスキル・メンタルアップ。仕事への情熱や自信 […]

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ハンドツールコネクション伝統文化工具・刃物木工

照り耀く名匠作と高評名工鉋レビュー | 鍛造史頂点を極める練達・卓越・至高 | 切れ味と美質を備えた究極の手仕事 ・ハンドツールジャパン | 知らない事を、見たことがないものを明らかに | 20世紀後半の名工作鉋比較論考-続・2020

阿部蔵之  2020年1月11日(土)

道具箱には住めず、店頭・ミュージアムでは並ばない別註・特注「千代鶴貞秀、も作、碓氷健吾、貞時、宮本雅夫」世紀末名作の見返り。さらば確かな削り手のもとへ。 「千代鶴貞秀」と碓氷健吾「真紀」 宮本雅夫「雲海」と神田規久夫「も […]

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ハンドツールコネクション伝統文化工具・刃物木工

照り耀く名匠作と高評名工鉋レビュー | 鍛造史頂点を極める練達・卓越・至高 | 切れ味と美質を備えた究極の手仕事 ・ハンドツールジャパン | 知らない事を、見たことがないものを明らかに | 20世紀後半の名工作鉋比較論考・2020

阿部蔵之  2020年1月10日(金)

「千代鶴貞秀、も作、碓氷健吾、貞時、宮本雅夫」時空を超えてきた名工作品の揃い踏み_見参。  トップレベルの作品を並べても、造りや品質・性能の違いが体験しないとよくわからない。技能は熟練した身体記憶。更に、制作現場の企業秘 […]

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「木」と建築「木」と産業木の内科木工

高熱人乾で失われる木香・樹脂、オーガニック成分、微細放散物質、艶・木味 | 人乾材とナチュラルシーズニングの質感の違い | 乾燥技術の変遷 | 気が付かないことを、見えないものを明らかに – 連続 Insight 木の内科 – 61

阿部蔵之  2019年11月18日(月)

人工乾燥材KD とナチュラルシーズニング・自然乾燥材NS の材質違いはハッキリ現れる。木香はとび、カンカンと響き、カリカリと削り、かさかさにドライ肌。  A.杉平角材 人乾材は樹脂分が焼け、パサパサ、カサカサになります。 […]

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MT マテリアルトリートメント木の内科木工

高熱人乾で失われる木香・樹脂、オーガニック成分、微細放散物質、艶・木味 | ケンポ梨板材の炭火炙り 「反り直し曲げ」セルロース・リグニンの軟化 國政流相伝-7. | 気が付かないことを、見えないものを明らかに – 続々 Insight 木の内科-60

阿部蔵之  2019年11月17日(日)

木材を構成するセルロース・リグニンは、加熱されると、熱分解し構造組織が軟化し始め変形する。さらに温度が上がると焼け焦げ状態に。人乾は水分を下げるために長時間炉内で高熱に曝し、結合水まで脱水させると同時に、樹脂や他のオーガ […]

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「木」と建築フルーツウッド木と人間の関わり木の内科木工木香薬用樹木

高熱人乾で失われるオーガニック成分 木香・木味 | 素晴らしいフルーツウッド鬼胡桃の木味・美質 | 天乾反り曲がり・白太黴蟲喰いをガードする活きている材質|好感度の高い質感とプロフェッショナルの見方 | 気が付かないことを、見えないものを明らかに- 続 Insight 木の内科-59

阿部蔵之  2019年11月10日(日)

人工乾燥では、オーガニック成分を高熱で分解し棄損してしまう。木香、艶・木味は失われ、抗菌・抗体色素、樹性をネグレクトした構造躯体だけを使う商材の扱い。自然素材のイメージだけを強調し、均質な工業材料に変えてきた近代ウッドテ […]

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「木」の歳時記「木識・木学」キコリ杣仕事木と人間の関わり木工林業・森林の仕事環境

なぜか蟲が入りにくい竹の新月闇夜の伐採-2 | 抗菌性オーガニッククラフト素材のベストハーベスト採り旬 | 生漆木口処理の抗菌蟲喰いガード・熟成富貴化 Insight 木の内科 – 56

阿部蔵之  2019年10月31日(木)

10月28日は朔日。竹林が多い富士川流域高地の孟宗竹林、二年目の新月伐採に出動しました。晩秋の冷え込み、秋晴れベストコンディション。月齢は、植物や行動する地表の生き物に不思議な影響を与えています。 現在では水揚げ成長する […]

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